ゲームソフトランキング更新、先週に続きあの作品がトップに・侵入モノゲームもランクイン
2007年09月30日 19:30
メディアクリエイトが発表した2007年9月17日~9月23日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、計測週のトップの座についたのは先週に続き『ファイナルファンタジーVII』のスピン「オフ」的作品の新作『クライシスコア -ファイナルファンタジーVII-』だった。『ファイナルファンタジーVII』の物語やキャラクターの「アナザーストーリー」あるいは「視点を別の登場人物に写したストーリー」によるゲームを展開し、『ファイナルファンタジーVII』の世界をより奥深いところまで楽しもうという「コンピレーション オブ ファイナルファンタジー VII」シリーズの第四弾。「自己満足にもほどがある」という苦言も見受けられるが、多くのユーザーは満足しているようだ。なお前回「スピンアウト」と表現したのは「スピンオフ」の誤り。「スピンアウト」では他社からの発売になってしまう(笑)。
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第二位には新作の『メタルギア ソリッド ポータブル オプス+』が。『メタルギア』シリーズが好きな人、主に兵士単位での戦闘に関心を寄せているミリタリーマニアに受けが良い。前作同様オンラインプレイにおける不正行為が問題視されているようだが、オンライン環境がない人でも楽しめるのでご心配なく。
第三位は前回の順位から一つ落ちたものの堅調な『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊』が。かつて初代ポケモンでは「赤」と「緑」では大抵において「赤」の方が売れたものだが、今回は「時」の方が売れるということになるのだろうか。イメージ的にも「闇」よりは「時」の方がよいからなのかもしれないが……。
第四位には第三位とペアの『ポケモン不思議のダンジョン 闇の探検隊』が。『ポケモン』シリーズは一度発売されると長期間同時発売タイトルが上位ランクインする場合が多い。両方いっぺんに買う人が多数いるからなのだろうが、コメントをする方は頭が痛いばかりである(笑)。
今週計測週では新作1本、最近発売作3本と、上位4タイトルではそれなりにバランスのとれた内容となった。タイミング的にゲームショウ直前で新作の発売がひかえられている時期としては、なかなか健闘しているといえるだろう。今後年末商戦に向けたタイトルの発表や、ゲームショウでのお祭りの後のひと休みという形で、しばらくソフトのセールスも軟調さが続くと思われるが、定番タイトルが底支えをしてくれるに違いない。
(最終更新:2013/08/16)
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