ゲーム機は「一家に一台」から「一人に一台」の時代へ
2007年09月19日 06:30
gooリサーチは9月18日、小学生向けポータルサイト「キッズgoo」において、小学生を対象にゲームに関する調査結果を発表した。それによると小学生の家庭内でのゲーム機所有台数は「5台以上」と回答する割合がもっとも多いなど、「一家に一台」から「一人に一台」という傾向にスライドしつつあることが明らかになった(【発表ページ】)。
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今調査は6月25日から7月13日、子ども用ポータルサイト「キッズgoo」上で行なったインターネット経由調査。有効回答者数は1165名で対象は小学生。男女比は4対6で、年齢層は小学6年生がもっとも多く34.6%、ついで5年生が26.9%など。
回答者のうち80.0%が現在ゲームで遊んでいると回答したが、その子どもたちに自宅のゲーム機保有台数(据え置き型、携帯型合わせて)を尋ねたところ、「5台以上ある」と回答した層がもっとも多く34.4%という結果がでた。
自宅のゲーム機保有台数
家族構成人数が同時に計測されていないので一人当たりの台数を確定することはできないが、少なくとも「一家に2台以上家庭用ゲーム機がある」と回答した小学生は82.5%と8割を超える値を示している。【最新の国勢調査の結果】によれば、一世帯あたりの構成人数は2.55人であり、単純計算なら一家に3台以上あれば「一人一台」が果たせることになる。
任天堂の岩田聡社長は【Wiiの計画上積み、「一人一台」を目指す】にもあるように「Wiiは最終的に一人一台の普及を目指したい」と言及している。今回の統計結果は家庭用ゲーム全般ということで携帯ゲーム機も含まれるが、岩田社長の「夢」は形を少々変えつつも、現実のものとなりそうな雰囲気だ。
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