がっつりプリン&チョコパフェ
2007年09月15日 12:30
「Garbage Shot」第七十四回。今回は以前【セブンイレブンで比類無きチョコパフェ「がっつりプリン&チョコパフェ」今日から発売】で紹介した、【セブンイレブン・ジャパン(3382)】の新スイーツ、「がっつりプリン&チョコパフェ」を紹介。実物をみかけてカロリー(779キロカロリー)を確認し、その大きさに圧倒されつつも「これはパスっぽいな」と考えていたのだが、読者から「是非ともレビューをしてほしい」という要望があり、人身御供せっかくだからと挑戦。栄養分調整のため、一食分はカロリーメイト1本だけに。
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「がっつりプリン&チョコパフェ」全景。とにかくでかい
まず第一印象は、とにかくでかい。店舗で1ダースほどずらりと並べられていると、先の【プッチンプリン ハッピー】すら圧倒してしまうのではないかというオーラすら感じられる。容器サイズは直径135ミリ、高さが130ミリほど。ちょっとしたうどん一人前サイズくらいはある。
そしてその重量感。リリースでは380グラムと説明されているが、実際には容器の分もあわせて400グラムくらいの重さ。ずしりと来る圧倒的パワー。スイーツにパワー負けしてどうする、とツッコミたくなるくらい。また、総カロリーの779キロカロリーという値は、かの「メガマック」1つ分754キロカロリーですら凌駕(りょうが)するものだ。
「がっつりプリン&チョコパフェ」の早速フタを開けて中を確認。盛りだくさんな内容。
早速フタを開けて中を確認。盛りだくさんな内容。リリースに書いてあるように、上部にはご機嫌な蒸しプリンとチョコレートムース、ホイップクリームのトッピングがぎっしりと詰められ、その下の基部には、あっさりプリン、キャラメルムース、スポンジケーキが3層に積み重ねられている。そして中にはこっそりと輪切りのバナナも。
「がっつりプリン&チョコパフェ」を横から見てみる
横から見ると、下から「あっさりプリン」「キャラメルムース」「スポンジケーキ」の層が分かる。コストを低く抑えるためにスポンジケーキの量を多くしているかと思ったが、意外にも一番量が少なかった。
さて実際に試食。「甘さを控えめにし、フルーツを添えることで違った食感を味わっていただけるなど、“食欲の秋”に向けて十二分にご満足いただける商品となっております」という説明にあるように、くどい甘さは感じられない。その一方、基礎の部分のプリンとキャラメールムースがぎっしりと詰まっているので、スイーツを食する時の表現としてはやや問題があるかもしれないが「食べ応えがある」といえる。
「がっつりプリン&チョコパフェ」を試食。スプーンで採掘中
上に乗せられた蒸しプリント基礎のあっさりプリンとの歯ごたえの違いを楽しんだり、クリーム漬けの桜桃とチョコレートムースを交互に口にしてみたり、ムースとプリンの層をスプーンで採掘して楽しんでみたり(冗談半分で考えていたら、本当に「バナナ」が発掘できて、ちょっと嬉しさアップ)。
ただやはり、甘みを抑えているとはいえ、そして朝食をほぼ抜いて空腹状態であるとしても、この量を一人で食べるのは少々無理があった。半分もすぎたあたりから、蓄積された口の中の甘みが徐々に脳細胞に「もう十分だよ」の信号を送りつづけるようになる。スプーンによる「採掘」も腕が重くなる。
「がっつりプリン&チョコパフェ」採掘プロジェクト、間もなくミッションコンプリート。
「がっつりプリン&チョコパフェ」
完食プロジェクトミッション終了。
プリンもムースも大好きなはずなのだが、こうも畳み掛けてくると口の中の味覚神経のマヒと共に、好き嫌いの感覚がピントを外れる錯覚に陥る。残り1/3くらいからは、自分が何を食べているのか分からないような気さえしてきた(多少誇張)。
結局少々後半でスピードを落としたものの、完食を果たす事はできた。何か物事を成し遂げた達成感と共に、今日の昼ご飯がこれだけなのだということの再認識とちょっとしたむなしさがこみ上げてきた。そしてその数十分後、胸焼けを味わうことになる。
どんなに美味しい料理でも、量を過ぎると「食事」ではなく「修行」のような経験となりうる。大食らいに自信がある人は別として、生ものだからあまり保存も利かないので、二人か三人で仲良く一つを平らげるというのが正しい食べ方だろう。
いや、もうしばらく甘味は要らないです(笑)。
(最終更新:2013/08/19)
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