gooが検索結果を5W1Hで表示比較する実験を開始

2007年09月13日 08:00

インターネットイメージNTTレゾナンドは9月12日、gooの実験サイトgooラボ内で、検索エンジンgooの「5W1H検索」に関する実証実験を開始すると発表した。利用者が入力した検索用語(キーワード)に対し、5W1H(いつ・どこで・誰が・何・なぜ・どのように)それぞれの視点から検索結果を表示するというもの(【発表リリース】【該当検索ページ】)。

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検索エンジン、検索サイトでは利用者が入力した検索用語について、その用語を含むサイトを検索結果として表示する。今回実証実験が行なわれる「5W1H検索」では、5W1Hの視点から、それぞれ検索した情報が提供されることになる。入力形式もそれぞれの視点のボタンを押すだけという簡単なもの。

「5W1H検索」画面。
「5W1H検索」画面。

リリースでは事例として、「旅行」という言葉を検索した場合、次のような結果がそれぞれの場合に表示されると説明している。

(1) What
goo旅行をはじめとした旅行サイト、など「What」に関する検索結果を表示

(2) Who
一緒に旅行したい有名人、元旅行代理店出身者が書くブログ、など「Who」に関する検索結果を表示

(3) When
宇宙旅行の片道時間、ツアー旅行の期間、など「When」に関する検索結果を表示

(4) Where
旅行ガイド、観光協会、など「Where」に関する検索結果を表示

(5) Why
社員旅行を断る理由、旅行の口コミサイトが人気な理由、など「Why」に関する検索結果を表示

(6) How
旅行の手順、2100円で海外旅行する方法、など「How」に関する検索結果を表示


実際にいくつか代表的なキーワードを入力して検索を試してみたが、キーワードの特性にもよるものの、「How」「What」はそれなりに適切な結果が出る。しかし「Who」「When」「Why」などは入力内容によって「ちょっと観点が違うかも……」といった結果が出てしまうことも。もっとも今サイトはあくまでも実証実験の段階なので、今後精度も上がっていくのだろう。また、画像関係の検索も出来ると、一層使い出が増すに違いない。

例えば上記写真にあるように、料理名で「How」検索をしてレシピを探してみるなど、色々と独自の使用方法が考えられそうだ。

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