消印をミニサイズに・まずは都内4か所の郵便局から
2007年09月12日 06:30
【日本郵政公社】は9月11日、葉書や手紙の切手に押す消印のサイズを一回り小さくすると発表した。まずは東京都内4局で9月18日以降に実施、その後他の郵便局でも逐次変更していく(発表リリース)。
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消印を変更するのは最初に東京中央郵便局、銀座郵便局、日本橋郵便局、渋谷郵便局の4局。1月に導入したインクジェットプリンタ方式の押印機でサイズ変更を実施、今後他の郵便局でも同じタイプの押印機を導入すると共に、サイズ変更も行なう。
サイズ変更のイメージ(リリースより)
リリースによると、現在の消印は2×5センチほどで、これから横サイズを1センチ小さい4センチとすると共に、飾りの波型の模様の幅も1.5センチから1センチに縮める。
一部報道によるとこのサイズ変更は、あて名を横書きする人が増えて住所やあて名に消印が重なり、読みにくいケースが多くなったためだという。
また、消印のサイズ縮小は切手ファンにとっても嬉しい話。消印面積が減れば、それだけ美しいデザイン部分が消印と重なる部分が小さくなるからだ。
10月の民営化をひかえ、色々な新基軸を打ち出しつつある日本郵政公社。規模が非常に大きな民間企業になっても、お客のためになる、小回りの効く施策を打ち出し、実施してほしいものである。
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