民営化で張り切る郵便局、2008年用年賀はがきにディズニーも登場

2007年09月01日 12:00

日本郵政公社イメージ日本郵政公社は8月31日、2008年用年賀葉書・切手を11月1日から発売すると発表した。特に今年は10月から郵政民営化に伴い郵便事業も民営化された後の初年度年賀となるため、ディズニーキャラクターを掲載した年賀葉書を発売するなど、気合を入れた商品展開が行なわれている(発表ページ)。

スポンサードリンク

今回の年賀葉書ラインアップでは、通常金額の年賀葉書として3種類「ディズニーキャラクターデザイン」「アートディレクターによるデザイン年賀」「地球温暖化防止対策に寄付される寄付金付のカーボンオフセット年賀」が発売される。

ディズニーキャラクター年賀とデザイン年賀
ディズニーキャラクター年賀とデザイン年賀

特にディズニーキャラクターの年賀葉書への採用や、特定の目的のために寄付金を盛り込んだ年賀葉書の発売は今回が初めて。

また、年賀状というと贈り主の気持ちが映し出され、もらっただけでも嬉しいが、それと同じくらいに嬉しいのが「お年玉クジ」。これまでは「年賀葉書を受け取った側」だけにその喜びを味わえる権利があったが、今回からは(一部だが)送り手にもその「喜び」を味わえるキャンペーンが設けられた。

具体的には年賀葉書を50枚以上購入することで、50枚につき1枚、応募券付の専用応募葉書をもらえる仕組み。この応募葉書を出すと、合計8500名(1万名分)にグルメ食材や旅行ペア招待券などが当たる「全国の郵便局長が選ぶ日本の味・宿・旅」へ応募したことになる。

民営化するということで、サービスの向上や魅力アップのため、試行錯誤を繰り返しているように見える日本郵政公社。インターネット経由での「メール年賀状」が普及しつつある昨今、今回の年賀状対策が功を奏するかどうかは、今後の広報展開次第というところだろう。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ