満天の夜空をテーブル上に演出できる神秘的なテーブル「Twinkling coffee table」

2007年08月02日 08:00

Twinkling coffee tableイメージ世の中には色々なことを考える人がいるもの。夜空にまたたく星々を自分の手元に納めたいという、まるで野望を胸に抱く、あるいはキザな漫画の主人公のセリフのようなことを思いに抱く人のため、センサーと発光ダイオード(LED)を使ってその夢を現実のものにするテーブルが創られた。それがこの【Twinkling coffee table】。直訳すると「きらきら光るコーヒーテーブル」。

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センサーと発光ダイオードの組み合わせで完成した「Twinkling coffee table」。猫のしっぽに反応しているのが分かる。
センサーと発光ダイオードの組み合わせで完成した「Twinkling coffee table」。猫のしっぽに反応しているのが分かる。

仕組みとしてはそれほど難しいものではない。雑多に並べられたLEDと赤外線センサーを連動させ、動きに反応して該当する部分のLEDが連動して動く仕組み。触れていない(動きがない)部分はわずかにまたたくくらい。

サイズは62×31×18インチ(157×79×46センチ)。まさにソファーとセットで置かれるコーヒーテーブル程度の大きさ。LEDを用いているので消費電力も少なく、完全にテーブル上のLEDが点灯しても35ワットで済むという。

用いられているセンサーは32個。周囲の光やテーブル上の動きに反応し、動きが激しければ激しいほど光も強くなる。

公式サイト上にある、センサーの動きが分かるアニメーションgif。
公式サイト上にある、センサーの動きが分かるアニメーションgif。

なおこのテーブル、オーダーメイドで作成されるため、多少の柔軟性は効くものの注文してから4~6週間ほど完成までに時間がかかるとのこと。気になる価格は2500ドル(30万円)からとちょっと高め。LEDは緑、青、赤、白、白と青の混合、さらには自由に選んだ色の配合を選択できる。

オプションを用いるとこのようなテーブル表面にすることも。……というより通常はこちらを選ぶ。
オプションを用いるとこのようなテーブル表面にすることも。……というより通常はこちらを選ぶ。

似たようなコンセプトとしては【オプトがライセンスを取得して展開している映像投影システム「リアクトリクス」(PDF)】が挙げられる。ただリアクトリクスはライトを投影させてセンサーで反応をチェックしその投影データを変えるのに対し、今回の「Twinkling coffee table」はセンサーまでをテーブル内に内包してすべてをまとめたもの。

ちょっとどころかかなりオシャレな雰囲気のあるコーヒーテーブルには違いなく、高級レストランやバーなどでの活躍が期待できよう。……仕組みはそれほど難しくないので、どこかで類似コンセプトのテーブルが創られそうな気もするが(笑)。


【トリガー記事:Popgadget】

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