小林製薬、パソコン多用者向け栄養補助食品「アスタキサンチン」発売
2007年08月21日 08:00
【小林製薬(4967)】は8月20日、同日から栄養補助食品「アスタキサンチン」を通信販売限定で発売すると発表した。30粒・30日分、1900円(税別)(発表リリース)。
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商品名そのものにも使われているアスタキサンチンという成分は、サケ・マダイなどの魚類や、エビ・カニなどの甲殻類に含まれる、赤色~橙色のカロテノイド(βカロチンなどの仲間)と呼ばれる成分。しかしながら魚介類・甲殻類自らが生産することはなく、ヘマトコッカス藻などの微生物が生産し、食物連鎖で体内に蓄積していると考えられている。
今回発売される「アスタキサンチン」では、このヘマトコッカス藻を原料としているもので、ビタミンEの約1000倍ともいわれる高い抗酸パワーが特徴。メーカー説明によれば、「パソコン作業や読書などで働きすぎの’ひとみ’におすすめ」とのこと。
「アスタキサンチン」
さらに調べていくとこのカロテノイド、目の病気の予防と治療に効果があるだけでなく、免疫細胞を活性酸素から守り結果として免疫力を高めたり、血管そのものを維持したり、糖尿病白内障にプラスの効果があるという話も伝えられている。
メーカーリリースにいわく「パソコンなどをよく使う方に」というコピーなので、どのような効用があるかと思われたが、結局のところ「目の疲れで生じうる病気を予防する」効果が期待できる栄養補助食品のようだ。
目に良い食品としてはブルーベリー、にんじんやほうれん草などに含まれるビタミンAなどが知られている。目を酷使する人にとっては、これらの食品同様に、「アスタキサンチン」が気になる一品となるかもしれない。
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