豆をつかんでお箸とお椀の作法を学習・「まめっ子くん」ゲーム登場

2007年08月12日 12:00

「まめっ子くん」イメージ【フジッコ(2908)】は2年前に食育基本法が施行されたのに伴い、日本の伝統的な食文化を伝える手助けとなるよう、お箸(はし)とお椀(わん)の作法を楽しく学べる豆つかみゲームまめっ子くんを開発、販売受付を開始した。本体各種や備品一式のセットで2100円(税込)。9月1日以降の発送。

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「まめっ子くん」は、芸能人のイベントや余興などでよく見受けられる、「皿から皿へ豆をつかんで移動させていく」豆つかみゲームを競技化し、公式ルールを作り上げたもの。ルールは簡単で、利き手に割りばし、もう一方の手にお椀を持ち、お椀のフタに入れた大豆を1分間に何粒お椀の穴に入れることが出来るかを競う。お椀は内部が空洞ではなく、豆を一粒ずつ納める穴が空いているため、ひとつひとつていねいにはめ込んでいかねばならない。

まめっ子くんセット(左)と実際に「競技」をしているようす(右)
まめっ子くんセット(左)と実際に「競技」をしているようす(右)

世間一般によく見られる「豆つかみゲーム」では皿から皿へ豆を移し替えるのが一般的。「まめっ子くん」ではお椀をしっかり持ち、お皿から豆をお椀の中の各穴へ「しっかりと置く」という動作が正しい作法に沿うと考えた結果、このようなルールになったという。

この「まめっ子くん」で遊びながら「お箸の正しい持ち方」はもちろんのこと、「お箸を正確に素早く扱える」「集中力の向上」「行儀の改善」「楽しい食生活」も期待できるという。

「まめっ子くん」イメージセットにはお箸も同梱されているが自分にあったものであれば何でもOK。丸箸よりは割りばしの方がよいだろう。お椀のサイズは直径115ミリ、高さ95ミリ。他にセットには一分間の時間を計測できるBGM入りのCD-R(BGMは運動会の短距離走でよく聴く「天国と地獄」のアレンジバージョン。公式サイトからダウンロードも可能)、ルールブックやお箸の持ち方案内、イベント用認定証10枚などが納められている。

公式サイトには最高記録(大人で41粒)や大会の様子を納めた動画も配信されている。結構な早業にちょっと驚きを隠せない。

フジッコでは公式ルールの元に各地で大会を開催していくとのこと。手先の器用さに自信のある人は、「まめっ子くん」で練習を重ねてチャレンジしてみるのも良いかもしれない。また、先に【入試試験科目に「はし使い」・佐世保の女子高で】で挙げたように、「はし使い」が試験項目にある学校なら、良い「受験勉強」になるだろう。

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