「あわせて読みたい」パーツを試験導入しました
2007年08月08日 08:00
すでにお気づきの読者の方もいるかもしれないが、トップページと本文記事の左下部分に今週頭から【あわせて読みたい】パーツを導入している。今パーツについて少々説明しよう。
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「あわせて読みたい」はすでに導入している【Feed meter】の兄弟的なサービスです。「Feed meter」を利用しているサイトはすでに自動的にデータ上「あわせて読みたい」にも参加していることになる。
この「あわせて読みたい」サービスとは言葉どおり「そのブログやサイトを読んでいる読者が他にどのようなブログ・サイトを読んでいるのかを知ることができる」というもの。「Feed meter」「あわせて読みたい」パーツを設置しているブログ・サイトに限定されるが、そのブログ・サイト読者の購読傾向を知ることができる。
例えるならば「ヤフーファイナンス」の「この銘柄をチェックした人は他にこのような銘柄をチェックしています」や、アマゾンジャパンの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」のようなサービス。ある特定のブログ・サイトを読んだ人は、何らかの単数・複数の理由を持ってそこへアクセスしている。ならば「同じ場所を読んでいる自分以外の人も、何らかの共通項・共通の理由を持っている」可能性が高い。共通の認識を持つ人が他にどのようなブログ・サイトを見ているかを知ることができれば、自分の趣味・趣向に近い他のブログ・サイトを知ることができるかもしれない……というものだ。
具体的な例を挙げれば「経済系の雑学が好きでGarbagenews.comを読んでいる」人が「あわせて読みたい」をチェックすると、「経済系の雑学が好き」という理由でGarbagenews.comを読んでいる他の人が選んだ別サイトを知ることができるかもしれない、というところ。特定サイトの特徴は読み手によって色々な解釈があるが、それほど遠いものではないので、自動的にそのブログ・サイトに雰囲気などが近いものが「あわせて読みたい」にリストアップされることになる。
別な例を挙げれば、「自分と近い考えを持つ評論家のコラムをチェックし、その評論家が気にいった本は自分も気に入る可能性が高いので、目を通してみる」というところ。「類は友を呼ぶ」と表現できるかもしれない。
8月8日早朝段階の「Garbagenews.comを読んでいる読者が他に利用しているブログ・サイト」一覧。
このサービス、利用は簡単で、先に説明したように「Feed meter」を使っていれば自動的にデータ上は参加していることになる。また、具体的に自分のブログ・サイトで使いたい場合には「あわせて読みたい」のトップページから自分のブログ・サイトのURLを入力し、パーツ用のタグを生成、そのタグを自分のサイト・ブログに貼り付ければよい。また、リストアップされるサイトは逐次更新・変更されていくので、読者変遷や傾向を知ることができ、色々な意味で興味深い。
元々当サイトでは「相互リンク」など他サイトへのリンクをほとんど設定していない(【リンク集に一部あるが……】)。「あわせて読みたい」の導入で、リアルタイムに変動する読者側の趣向に対応した「役立つ」リンクサービスを提供できるかも、ということで今回試験的に設置をしてみた次第。実際にどれだけの人が有効活用しているか不明だが、気になるサイトを見かけたらぜひ一度確認をしてほしいものである。
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