花粉症から肥満、不眠症まであらゆる悩みを解決する「ジェーム・ツボンド」とは!?
2007年08月06日 06:30
各種ポータルサイトには検索エンジンという基幹部分はもちろんのこと、色々な情報を入手できる多種多様なコーナーが用意されている。中でも当サイトで何度と無く紹介しているように【goo】では、「こんなのアリ!?」的なものまであるから面白くなってくる。今回紹介するコーナー【きれいになるツボ やせるツボ】もその一つ。
スポンサードリンク
何しろ副題が「美容と健康どちらもいただき!! ジェーム・ツボンドの~」で、トップページにはあの「007」のジェームス・ボンドばりのオールバックな美男子が金髪の美女の腰に手を回し、反対側の手にはツボを押すかのごとく親指を突き上げている。
「美容と健康どちらもいただき!! ジェーム・ツボンドのきれいになるツボ やせるツボ」トップページ
要は「ジェームス・ボンド」と「ツボ」をかけて「ジェーム・ツボンド」というキャラクタを登場させて、面白楽しくさまざまなツボを紹介していこうというコーナーだ。なおこのキャラクタの設定は「読者に効くツボを教える、美容と健康の味方」。ツボを教授された読者は「ボンドガール」ならぬ「ツボンドガール」になるという。男は無視かい。
ツボは東洋医学における「気のめぐりをよくするためのポイント」。説明によれば「気のめぐりが悪くなることによって生じる病を、効率よく流れを促し治すことができる体のポイントであり、体の表面から神経や筋肉が多く刺激を受け止めやすい部分に刺激を与えることで、反応を引き出すことができ」るという。お灸も「刺激を与える」という点でツボ押しと同じ。ちなみに某世紀末救世主伝説的な漫画のように、押し間違ったとしても悪影響が生じたり体の各所が急にふくらんで破裂することもないのでご安心を。
西洋医学と違い即効性は無く、どちらかといえば「体内に元々潜んでいる力を引き出すためのきっかけ」となるものなので、一部のツボ以外は数か月の期間を見なければ成果が現れないとのこと。ダイエットに効く、といわれているツボを数日押しても効果がないのは当然とのこと。
さて、「ジェーム・ツボンド」が講師を勤める「きれいになるツボ やせるツボ」では、キャラクタ設定や各説明の文中でそれなりに軽いノリで言葉が交わされていく。しかし内容はいたって真面目。監修にはツボの権威な先生方(専門学校の先生やはり・きゅう師)があたっている。
現在最新の「生理不順を改善するツボ」のコーナー以外にバックナンバー23号分もすべて閲覧可能だが、それによると、
「不眠症」「肩こり」「禁煙手助け」「脳の活性化」「ニキビ撃退」「口臭解消」「髪に潤いをプラス」「美肌を取り戻せる」「食事中のカロリー消費を高める」「ストレス肥満を治す」「細身ブーツを履きこなす」「太って見える悩みに効く」「瞳の輝きを取り戻す」「全身太りをほぐす」「昼間、眠気がとれない悩みを克服する」「下半身に脂肪をつきにくくする」「お腹のプヨプヨを解消する」「食欲を抑える」「生理痛を和らげる」「花粉症に強い体になる」「消化をたすける」「便秘を解消する」「むくみを解消する」
などの効用を持つツボが説明されている。
ツボは人体内にある「秘められた力」を引き出す、あるいは増幅するもの(それらの力の源である「気」の流れを良くする)もの。つまり逆にいえば、これらの症状は自らの体の力で治しうる、改善されうるものである、ということになる。人体の神秘、恐るべし。
薬要らずな気もするツボ療法だが、もちろん即効性は(ほとんどのものが)ない。継続して自分が元々持っている力を引き出すもの。どのみち、お灸を使う場合は別として、自分でツボを押していくだけなのだから、お金もかからない。【コーナー内の基礎知識ページ】を読み通し、自分が気になるポイントのツボ・アドバイスをチェックして、挑戦してみよう。数か月後には「ツボンドガール」にはなれなくとも、ツボのありがたさを実感できる成果を得られるかもしれない。
スポンサードリンク
ツイート