「なんでワザワザDSデ読書」疑問を解決するFlashを観てステキなプレゼントを手に入れろ!
2007年08月21日 19:35
先に【DSで日本文学をたしなむという考え方】で紹介した、ニンテンドーDS向け日本文学ライブラリソフト『一度は読んでおきたい日本文学100選』の発売元であるスパイクは8月20日、同ソフトの公式サイトにおいて、【「なんでワザワザDSデ読書」疑問解決Flashを観てプレゼントをGet】ページをオープンした。最後まで読み解くと豪華プレゼントに応募できるチャンスも得られるという、ちょっとシャレたページだ。
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『一度は読んでおきたい日本文学100選』は一言で説明すると「日本の文学をDS上で読める」ソフト。それ以上でもそれ以下でもなく、妙な演出がされていたり、有名漫画家によって表紙が描かれライトノベルのような雰囲気になっているわけでもない。【公式サイト】に詳細は記載されているが、収録作品は有名どころ(そして著作権が切れている)の日本文学作品130作。「羅生門」「悲しき玩具」「人間失格」「坊っちゃん」「ごん狐」など、短編から長編まで、教科書に載っていたような作品から図書館で必ず見かけたもの、夏休みの感想文宿題での対象作品とされたもののように、一度は耳にしたような有名どころばかりが揃えられている。
データベースやしおり、あらすじなどDSならではの便利な機能も用意されているが、基本は「日本文学の収録」であって、例えば漫画で表現されているとか、突然選択肢が登場してユーザーが選んだ答え次第で話が変わることもない。あくまでも「日本文学の文庫本をまとめてDSに収録」というのが基本コンセプト。
先の記事では一つの事例としての『一度は読んでおきたい日本文学100選』の使われ方(場所を取らずに小説を用意したいタクシーやトラック運転手など)を紹介したが、今回開設されたページではこの事例を知っても知らずとも、多くの人が思い浮かべるであろう疑問、そして下手をするとソフトそのものの存在意義を否定しかねない「なんでワザワザDSで読書しなけりゃならんのよ。」(原文ママ)という疑問に答える解説が用意されている。大きく4つに分けられたFlashアニメーションを全部見通せば、その「なぜ」が理解できる仕組みになっている。
大きく4つに分かれた項目で「DSで文学しなきゃならない理由」が分かる……はず。
音声や音楽は出力されないが、非常にノリの良い展開でイヤミなところがなくすらすらと読み解き、「なるほど、そういう考え方・使い方があるのね」と関心させてくれる。
なお最後まで読んだ人は、DS Lite用大人の本革カバーや防水ケース、オリジナル文豪Tシャツが抽選で当たるプレゼントに応募できる(キャンペーンは9月10日まで)。特にTシャツは「羅生門」の芥川龍之介も「我輩は猫である」の夏目漱石も、独特のセンスが光っていてこれ単独で商品にしても十分売れるクオリティといえる。
全項目を読み終えるのには、5分もあれば十分。ぜひ最後まで読んで、プレゼントに応募してみよう。
(最終更新:2013/09/08)
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