これで電池切れともおさらば? 太陽電池ユニット付のバッグ「JUICE BAG:SOLAR BEACH TOTE」

2007年08月05日 12:00

JUICE BAG:SOLAR BEACH TOTEイメージ携帯電話をはじめとするモバイル端末の最大の敵が「電池問題」であることは日本だけではなく世界共通の課題であるようで、さまざまな珍品アイディア商品が海外でも発売されている。この【JUICE BAG:SOLAR BEACH TOTE】もその類の一つで、海水浴用品入れバッグに太陽電池を埋め込んだというシロモノ。

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太陽電池ユニット付バッグ「JUICE BAG:SOLAR BEACH TOTE」
太陽電池ユニット付バッグ「JUICE BAG:SOLAR BEACH TOTE」

説明によると「携帯電話などモバイル端末はどこででも電池切れの可能性を秘めている。海水浴の最中に電池が切れたらどうする? ビーチに充電する場所などどこにもない。でもこのJUICE BAG:SOLAR BEACH TOTEがあれば、その心配は無用」とのこと。

「JUICE BAG:SOLAR BEACH TOTE」接続部分イメージバッグそのもののサイズは48×38×28センチ。太陽電池の性能は6.3ワット・16.6ボルト。電池部分の大きさは30.5センチ四方。重量は200グラムほど。価格は定価249.99ドル(3万円)。なおバッグを洗濯できるよう、太陽電池部分は取り外し可能な仕様になっている。

自動車に用いられているバッテリー端子を利用するので、接続に難儀することもない。充電性能はというと、日光にずっと照らしている状態で2~4時間継続することにより、携帯電話やデジタルカメラ、MP3プレイヤーが充電できる程度。

一見便利そうにみえるが、「周囲に充電する場所がなく、しかもモバイル端末を使用しなければならない場所」はさほどなく、そのような場所に行くのなら最初から予備電源なりを持参すれば事が足りてしまう。少なくとも海水浴では利用する機会はあまりあるまい(笑)。

似たようなコンセプトで、太陽電池を内蔵したカメラバッグや釣り用バッグも発売されている(【参考:Eclipse Solor Gear】)。元々器材の重量がかさみ、少しでも持ち歩くものを減らしたいカメラマンや釣り師にとっては、むしろこちらの方が有益な気がする。カメラバッグや釣り用具入れバッグは日光に照らす時間も長い状況が推定されることもプラスであるし、彼らがおもむく「現場」では海水浴場以上に電源がない可能性が高いからだ。

発想としては「なるほど!」なものだが、よくよく考えてみると「あんまり使い道ないよね……」という、ちょっと残念なタイプのアイディア商品といえるだろう。だが、努力はほめてあげてもよい、かもしれない(笑)。


【トリガー記事:Popgadget】

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