サイコロみたいな手のひら電子ペット「ロコボ」8月9日から発売

2007年08月04日 19:35

ロコボイメージ【タカラトミー(7867)】は8月2日、デスクの上で「飼える」手のひらサイズの気まぐれペットロボットこと『ロコボ』を8月9日から発売すると発表した。全6種類。税込み1344円。ボタン電池LR44を2枚使用。

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ロコボはデスクの上に置き、本物のペットのように世話を楽しめるというのが売り文句の、手のひらサイズのペットロボット。デジタル系電子ペットというと「たまごっち」が世間に広く知られているが、それと似たように顔の部分が液晶画面になっている。そしてその画面(顔)からさまざまな表情を映し出していく。サイズは45×48×51ミリ。

ロコボ。全6種類(ネーチャー、ハーティ、ドット、ファニー、ライティ、ルシアン)。
ロコボ。全6種類(ネーチャー、ハーティ、ドット、ファニー、ライティ、ルシアン)。

通常の電子ペットなら顔の表情が変化する止まりなのだが、ロコボの場合には簡単な電子音でユーザーに呼びかけたり、さらには耳の部分をぱたぱたと動かしたり、身体を前後にゆらすなど、全身を使って自分の気持ちを表すという。

ロコボ内には音センサーが内蔵されており、ユーザーが声をかけたり手を叩くと、その時のロコボの機嫌次第で喜んだり怒ったりもするという。これらの様子をリリースでは「マイペースで表情豊か」と表現している。

また、ロコボは単に乱数的に反応するのではなく、「たまごっち」のように育成する形で対応(ロコボが呼んだ時にちゃんと世話をする、など)すれば、機嫌が良くなる。機嫌が良くなれば目がハート型になったり投げキッスをしてきたり鼻歌を歌うが、機嫌が悪くなるとサングラスをかけて(グレる?)、鳴き声はうなるように低くなるという。

ロコボのデザインは全部で6種類。「楽しさ」「夢」「愛情」「平和」「おしゃれ」などのテーマを、ハートや星やクローバー、音符などのモチーフでカラフルに表現したとのこと。お世話をして楽しむだけでなく、通常のデジタルアイテムのように占いモード(金銭運、恋愛運、仕事・勉強運を3段階で占う)や歌モード(「メリーさんの羊」「森のくまさん」「ぶんぶんぶん」のうち1曲を歌う)、シークレッドモード(一定条件下でボタンを長押しするとロコボがパンダに変身。条件は公式サイトで公開予定)が用意されている。

【キューブワールド】のように複数を並べた時の連動性などはないようだが、歌を歌ったり表情を変えるなど、なかなか面白いリアクションが期待できそうだ。しかし何より気になるのは、画面ではなくて直接稼動で表現してくれる耳の部分。この動き方と稼動音次第で、ずいぶんと可愛らしさが違ってくるものと思われる。

他社商品になるが【夢ひよこの場合】には見た目が「最強」だったものの、羽の動きが多少ぎこちなかったのと何よりもモーター音がうるさく、メカニカルな状況を想像させられてしまった。結果として興ざめしてしまったものだ。

ロコボは元々「ロボット」なので機械じみていても何の問題もないのだが、それでもやはり可愛らしさを演出するものであってほしいものだ。


(最終更新:2013/09/08)

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