コーヒー好きは「朝の一杯」と「おやつ時の一杯」がキホン・毎日飲む人が7割強
2007年08月31日 12:30
【マイボイスコム】が発表した、日常生活とコーヒーに関する調査結果によると、コーヒーの飲用者の多くが一日に二杯以上のコーヒーを飲み、時間帯としては「朝食時」と午後3時の「おやつ時」であることが明らかになった(【発表リリース】)。
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当データはウェブ上のアンケート形式で8月1日から8月5日の間に行なわれた調査の結果によるもので、回答数は1万2126名分。男女比は46対54で、年齢構成比は30代がもっとも多く39%、次いで40代が28%。
コーヒーの具体的な種類は別として、どのようなタイプのコーヒーをもっとも飲むかという問いには、「レギュラーコーヒー」と「インスタントコーヒー」がほぼ同数の3割強の支持を集めている。
もっとも多く飲むコーヒーは
意外と「缶コーヒー」は少なく15.1%。ペットボトルは最近よく見かけるようになった小型のタイプだろうが、まだ普及度は少ないようだ。さらに「チルドカップコーヒー」は最近女性陣にウケがよいという話も耳にしているが、全体的な普及度はそれほど高くない。ちなみにコーヒーを飲まない人も約1割ほどいた。また、「コーヒー飲料」に大きく分けられるタイプは19.3%。インスタントにしてもレギュラーにしても「コーヒーそのもの」の勢いにはまだ及ばないようだ。
続いて、コーヒーを飲む人に飲む時間を尋ねたところ、15時台がもっとも多く34.6%、次いで7時台が27.8%となり、「朝飯時」「おやつ時」がもっとも多数を占めることになった。
コーヒーを飲む時間はいつが多いか
コーヒーは合わず、
飲用する人が少ない
他の多数時間帯の傾向を見ても「仕事中に」というよりは「昼食や息抜きなどの休み時」に一服つけるつもりでコーヒーを飲用するパターンが多いようだ。さらに食事時でも朝飯や昼飯時はそれなりに多いのに、夕飯の時間帯(18~20時)が少ないのは、「朝飯・昼飯はパン食であることも多々あり、コーヒーがよく合う」「夕食はご飯食が多いため、飲み物としてコーヒーは似合わない」からだと推測できる。
さらに18時以降時間が経過するにつれて飲用率が高まっているのは、夜更かしにそなえてコーヒーで目を覚まそうという人が多いからだろう。
朝食や昼食時、おやつ時、そして眠気覚ましに……と飲む機会が多いコーヒー。では飲用者はどれくらいコーヒーを飲むのか。この問いには「一日に2杯以上」と答える人が過半数を占めている。一日1杯くらいという人を合わせると実に7割強が「毎日コーヒーを飲む」と答えている。
どれくらいコーヒーを飲むか
1週間に5~6杯も「ほぼ毎日」と推定できるあたりを考えると、まさに8割近くが「コーヒーを飲む人はほぼ毎日のようにコーヒーを飲んでいる」ということになる。
コーヒーには常用性や覚醒作用(要は目が覚める)のほか、香りで気分をすっきりさせたり、さまざまな健康促進・健康へのマイナス影響などが言及されている。例えば一日4杯も5杯も飲み干したり、缶コーヒーを毎日数本空にするのはさすがに体への負荷が気になるが(後者はコーヒー自身よりもむしろ糖分の方がマズい)、過度に摂取しなければ飲用者にとっては良い気分転換となるだろう。
くつろぎのひとときを演出したり、気分を安らげてくれる清涼剤として、飲用者には欠かせない存在のコーヒー。しかし今調査における「コーヒーへのこだわりがあるかないか」については「ある」と「ない」、そして「どちらともいえない」でほぼ三分されるという結果も出ている。要は「コーヒーであれば何でもOK」という人が1/3、よく考えずに飲んでいる人が1/3で、「このコーヒーが好きだから」という人は1/3でしかないわけだ。味や効用の好き嫌いというよりは、(コーヒーそのものの本質的な効用はもちろんだが)「コーヒーは気分を安らかにしてくれる」というプラセボ効果も少なからずコーヒー飲用者がコーヒーを飲む動機付けに影響しているのかもしれない。
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