これまで世界最大のダイヤモンドといえば、1905年にPretoria付近で見つかった「Cullinan Diamond」の3106カラットだった。今回発見された原石は、それを約2倍上回るものとなる。

モノがモノなだけに採掘会社がどこであるかなど詳細は発表されていないが、現在この原石は厳しい保安体制のもと、ヨハネスブルグの金庫に輸送されたと伝えられている。また、その原石が無色であるかどうか(ダイヤモンドはその色によって価値に大きく差がつく)、気泡を含んでいるかなど、詳細は明らかにされておらず、業者をやきもきさせる状況とされている。また、一部報道では「7000カラット」「ココナッツサイズ」とも呼ばれ、緑がかった色合いをしているともコメント(写真にある通り)。

公開されたダイヤモンド原石(とされるもの)。右横に放置されているのは携帯電話で、大きさ比較のために配されたとのこと。

また、【DailMail】など他紙は、仮にこのダイヤモンド原石がきれいにカッティングされ宝石化されるとなれば、最大で半分ほどの大きさに成型されてしまうこと、残りの部分はたくさんの小さなダイヤモンドに分割されるだろうことを専門家の意見として掲載している。

ただしBBCでは「これが本物であるならば」とも注意書きをしており、今回発見されたとするダイヤモンドの原石が、鑑定が済んでおらず本物であると断定するのは時期尚早であるとも伝えている。

写真の解像度が低いこともあって、素人目には単なるガラス製のイミテーションにしか見えないのだが(笑)、28日以降詳細な調査が行われるとも伝えられている。単なるジョークか、それとも本当の「世紀の大発見」となるか、数日中に明らかにされることだろう。