ダイエット方法の入手元は「テレビ番組」がトップ
2007年07月27日 06:30
最近は軍隊教練式ダイエット法として「ビリートブートキャンプ」が大流行するなど、ダイエット方法にも多種多様なやり方が生まれ、人々の頭とお腹に鍛錬を与えている。そのような多種多彩なダイエットの方法について、テレビの情報番組を情報源とする人がもっとも多く全体の半数近くを占めていることがネットリサーチ会社の【DIMSDRIVE】の調査で明らかになった。
スポンサードリンク
今調査はインターネットを経由して5月23日から5月31日に行われたもので、調査対象は8408人。男女比は43.1対56.9。年齢構成は30代がもっとも多く35.9%、ついで40代の28.8%など。
テレビや雑誌など既存媒体以外に最近ではインターネットも普及し、ダイエットの情報を入手できる機会は飛躍的に増えた。そこで調査対象のうちダイエットを経験したことのある5811人に「ダイエットに関する情報はどこで得ているか」を複数回答で答えてもらったところ、半数に近い45.0%の人が「テレビの情報番組」と答えた。
ダイエット情報の入手元
第二位から第四位には「インターネットの美容・健康サイト」「美容・健康系の雑誌記事」「友人・知人」と、「ネット」「紙媒体」「口コミ」といった形で「三大伝達媒体」がずらりと勢ぞろいしているのが興味深い。しかしそれらですら、「テレビの情報番組」にはダブルスコア近くの差をつけられ、かなわなかったことになる。
情報の性質によってどの媒体が用いられるのかは多種多様で普遍的な法則はない。ただ「ダイエット」のような健康系情報で、かつブームにも深い関係のあるものについては、情報を形作り流行廃りの演出に長けている(そして情報取得のためのハードルが極めて低い)テレビの情報番組にかなうものはない、ということなのだろうか。
テレビの影響力が低下しているとか、視聴時間が短くなっているという話も耳にする。が、適切な方法とうまくマッチングするジャンルにおいては、相変わらず爆発的な伝達力と信頼性をテレビが持ち続けていることがうかがい知れよう。
スポンサードリンク
ツイート