ゲームソフトランキング更新、『ドラクエ』やはり強し
2007年07月23日 06:30
メディアクリエイトが発表した2007年7月9日~7月15日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、計測週のトップの座についたのはWiiのコントローラーが剣に早変わりする『ドラクエ』の最新作『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』だった。言葉通り冒険者・勇者を「体感」できるゲームではあるが、その操作性やエピソードの長さ(ボリューム感)から、外伝的なものと見た方がよいだろう。通常の、長時間かけてパッドをがしがしと押してじっくりと解いていく『ドラクエ』とは別世界の『ドラクエ』として楽しもう。このタイプのソフトで初週30万本超えは改めてネームバリューのすごさを感じさせる。
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第二位には新作の『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』が。前作より一つ順位を落としたものの、『ゼルダ』人気はまだまだ健在といったところか。また、発売開始から時間が経つにつれて全体的な評価が上がってきているのも同シリーズらしい傾向。
第三位は非ゲーム系実用ソフトとしては異例のランクインとなった『がんばる私の家計ダイアリー』が。今サイトでも何度か紹介したように、携帯ゲーム機としての特性を活かし、DSで家計簿をお気楽につけてしまおうというもの。本格的な家計簿ソフトと比べれば機能はやや劣るものの、ひと通りのものはそろっている。問題はむしろ家計簿をつける利用者側が三日坊主で終わらずに継続できるかどうかという点か(笑)。家計簿というよりは小遣い帳+αといった形で見た方が良いかもしれない。
第四位には毎度おなじみの『Wiiスポーツ』が。ようやく先日スポーツ・健康管理系Wiiソフトとして『Wiiフィット』が発表された。『Wiiスポーツ』がそれまでの場つなぎ的なタイトルとして、さらに注目を集めるようになったのかもしれない。
今週計測週はやはり『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』に尽きるだろう。初週30万本超えで来週以降の伸び具合ではハーフミリオンも夢ではない。Wiiと『Wiiスポーツ』の飛躍で、コントローラーなどを実際に色々と活用して遊ぶタイプのソフトもヒットセラーが狙える状況になった現在、このソフトもヒットタイトルの一つの指針「ハーフミリオン(50万本)超え」となるかどうかに注目が集まっているといえよう。
(最終更新:2013/08/17)
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