ニューミニハンディ鍋

2007年07月17日 06:30

ニューミニハンディ鍋イメージGarbage Shot」第六十九回。今回は一人暮らし向きの調理器具、『ニューミニハンディ鍋』を紹介。しばらく前にコミュニティサイト「テックサイドの一言掲示板」で「一人暮らしで料理をしたい時に便利な調理器具にはどのようなものがあるのか」という問いに対して挙がったいくつかの答えのうち、なかなか役立ちそうなものだったので試しに購入したもの。

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「ニューミニハンディ鍋」は電気で調理を行うための道具。ホットプレートに色々な器材を足したり引いたりして、複数の調理方法に使える類のもの。サイズは直径が20センチ足らずというところか。



セットの中身全部を並べて(上)、一度にセットした(下)。実際には全部一度に使う事はなく、収納する場合のみ。用途によって使用するパーツを使い分ける。
セットの中身全部を並べて(上)、一度にセットした(下)。実際には全部一度に使う事はなく、収納する場合のみ。用途によって使用するパーツを使い分ける。

この「ニューミニハンディ鍋」で使える調理法方は「焼く」「煮る」「蒸す」の3タイプ。調理法によってパーツの組み合わせを変えていく。例えば基本の「焼く」なら、本体の上にプレートをのせるだけ。場合によってはその上にガラスふたをのせる。「煮る」場合は本体の上に鍋を乗せ、ガラスふた。「蒸す」なら本体に鍋を載せ、その上に蒸し器をのせ、さらにガラスふたを用いるという按配(あんばい)だ。


電源オン・オフや温度調整はダイヤルで行う。

電源のオン・オフや温度調整はダイヤルを回して行う。数字が大きいほど高温になる。それぞれの設定温度(具体的な温度は不明)に達すると加熱が停止し、加熱ランプが消える仕組み。再加熱が必要な場合は再びダイヤルを回せばよい。保温機能はナシ。一人暮らしの調理を想定しているので、実質的に保温は不必要だろう。


試しに蒸しぎょうざを作ってみた。スタートから20分で完成。

当方(不破)の場合、正直「焼く」と「煮る」はガスコンロで十分なので、「蒸し器機能」を試してみた。鍋に水を張り、上に蒸し記をかぶせ、蒸しぎょうざを並べてふたをする。温度調整ダイヤルを一番右に回して放置。段々とガラスのふたに水滴がつき、内部で蒸されていくのが分かる。結局20分くらいで加熱ランプが消えて完成。十分に蒸されたぎょうざが出来上がった。

「ニューミニハンディ鍋」のメリットはガスを使わずに電気だけで「焼く」「煮る」「蒸す」の基本調理ができること。火を使わない、あるいは使えない場所でも利用できるのはそれなりにポイントが高い。また、1セットあれば3タイプの調理方法がこなせるので、色々な料理に役立てることが可能。それに大きさもミニサイズなので、料理を作りすぎこともない。

電源コードが約1メートルと短めなこと(コンセントの位置はたいてい壁。鍋は部屋の中央部に置く場合が多いので、必然的にコードの長さが足りなくなる)、温度調整がしにくいので本格的な料理をするには自分自身で試行錯誤を重ねる必要があるなど、気になる点もないとはいえない。

とはいえ、一人暮らしの料理にはこの程度のもので十分すぎるくらい。むしろ「フライパンしかないよ」「ガスが使えないんだが」「コタツで料理しながら食べたいけどガスコンロ引っ張ってくるわけにもいなかいし……」など、使えそうな用途は色々と考えられる。

引越しや環境の変化などで調理器具を揃えたい、増強したいのだが、それほど本格的なものは必要ない、という一人暮らしの人には案外役立つアイテムかもしれない。


(最終更新:2013/09/08)

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