ラーメンもカレーも由来こそ日本ではないが、日本人が独自の食生活や趣向で改良を加え、今では原産地ともいえる中国やインドのものとはまったく別物と言っても良い食品としてちまたに流通している。また、インスタント分野での両食品の進歩は目覚しく、特にカップラーメンのエピソードは当サイトでも何度と無く報じたように、世界中で愛される食品となっている。

今アンケートはアメーバニュースが6月18日から27日の10日間行ったもので、二者択一のシンプルなもの。その結果として

という数字が出た。誤差の範囲とも受け取れるが、一応ラーメンが勝利したことになる。

元記事ではそれぞれを選択した理由が書かれているが、ラーメンはバリエーションの多さや定期的に抵抗無く食べられること、カレーはご飯モノだからということや香辛料、他の料理との組み合わせの冥利がポイントとして挙げられていた。

ラーメンは「男おいどん」をはじめとする松本零士の漫画には「日本食の代表」であるかのように必ず登場するし、カレーは初代戦隊ものの「ゴレンジャー」でキレンジャーが大好物の食品として毎回食らっている描写が出てくるなど、いずれも一般生活には欠かせない食品であることに違いない。

ただ、選択理由にも挙げられているように、「日常的に多数、飽く無く食べられる」ものを選ぶとすれば、一般的にはタイプの豊富さからややラーメンが有利なのかもしれない。

ちなみに当方(不破)は両方とも大好き。今回のアンケートを見ても「だったらカレーラーメン・ライス付にすればいいじゃないか」と合理的なような、無茶なようなことを考えるくらいである。

……仮にこの選択肢に、もう一つの国民食ともいえる「牛丼」が加わったらどうなるのだろうか。興味深い話である。

(最終更新:2013/08/20)