スケボーで一輪車なニュータイプの乗り物「Magic Wheel」
2007年07月11日 06:30
スケートボードや一輪車、ジンジャーなどのような「奇抜な乗り物」は登場時には「異様なもの」としてしか目に映らないが、普及してしまえば「あんなものもあるよね」という形で認識されるようになる。最近登場した、スケートボードと自転車の車輪を合体させたような「Magic Wheel」も、それら「奇抜な乗り物」の一つということになるのだろうか。
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スイス人によって開発されたこの「Magic Wheel」はイギリス製の新しい「乗り物」。日本では子ども向けスポーツとして普及した一輪車のように自転車の車輪を用いているのだが、その車輪をスケートボードにはめ込み、さらに前方に後方に小さな車輪をつけて安定化させるという仕組みを採用している。
Magic Wheel全景図。一輪車+スケートボード。
あまりにもの奇抜で斬新なビジュアルから、説明サイトでは「まるで砕氷船が氷を割りつつ前進するように、利用者の周囲から人は離れ、そして注目するでしょう」と言及している。また、スケートボードの利用時同様、ヘルメットやひざあてなどの防護用具を身につけるようにと注意もしている。
価格は119ポンド。ユーロ高が続いているが日本円だと3万円くらいか。説明用DVDと説明書、ツールキットが添付されている。また、14歳以上の人のみ使用可能とされている。
公式サイトではYoutubeの動画を使って利用の仕方を説明している。確かに初めて見ると異様に感じられるが、同時に興味深くもある。
動力が無いので日本では一輪車と同じような扱いをされるのだろう。また、仕組みとしては円周の大きな自転車用車輪を用いているので、通常のスケートボードよりも加速度が大きく、スピーディーな乗り心地を堪能することが可能となる。
昔の糸巻きのようにも見える、不思議でスタイリッシュでスピーディーな乗り物「Magic Wheel」。本国イギリスでの展開次第では、そう遠くないうちに日本にもお目見えすることがあるかもしれない。
※指摘を受け、小さな車輪を前輪から後輪に書き換えました。
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