タカラトミーのi-SOBOT、世界で最小の量産人型ロボットに認定

2007年07月24日 12:30

i-SOBOTイメージ【タカラトミー(7867)】は7月20日、10月25日から発売予定の二足歩行人型ロボット【Omnibot17μ、i-SOBOT(オムニボット ワンセブンミュー アイソボット)】(i-SOBOT)が、「世界で最も小さな、量産されている人型ロボット」としてギネス世界記録に認定されたと発表した(発表リリース、PDF)。またi-SOBOTには【三洋電機(6764)】の「繰り返し使える充電池eneloop」を商品に同梱するという。

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i-SOBOTは独自の小型サーボモーターユニットを開発することにより、小型化と低価格化を実現したとのこと。このサーボモーターユニットは全身17か所に搭載済み。さらにジャイロセンサーを搭載することで、バランス感覚にも優れ、自動的にバランスをとりながらスムーズなアクションを行える。

i-SOBOTとコントローラー
i-SOBOTとコントローラー

i-SOBOTの話す言葉は約180、行動パターンは200種類ほど、効果音は約90種類、そして5曲の音楽も奏でるという(効果音や言葉、音楽などはオン・オフ機能付)。操縦にはコントローラーのほか、プログラミングや音声認識、設定済みの独自アクションを躍らせるなどの選択肢の中から選ぶことができる。なおプログラムにはコントローラーからアクションを指示し、80ブロックの連続アクションを組み込める。音声認識では10種類の言葉で命令が出せるとのこと。

重さはバッテリー込みで350グラムほど。サイズは100×165×67ミリ(ロボット本体)。本体には単四ニッケル水素電池3本、コントローラーには単三電池3本を使用する。また、充電池eneloop用の専用充電器が付属する。定価は税別で29800円。


Youtubeに投稿されていた、先行展示型i-SOBOT。投稿数やコメントを見ても、海外から大きな期待が寄せられていることが分かる。

タカラトミーの公式サイトにはあまり情報が掲載されていないが、現在【i-SOBOTの公式サイトと思われる】が確認出来た(現在公式発表では色は白のみだが、この公式サイトっぽいサイトでは黒色のi-SOBOTの姿も……)。恐らくは発売前後に各種情報を盛り込んで正式公開するのだろう。

また、上記にもあるようにおもちゃショーなど各自展示会で先行公開された「i-SOBOT」に興味を持った国内外のおもちゃ好きが多種多様な動画を公開しており、i-SOBOTがどのような動きをするのかその片鱗を知ることができる。

日本でも【近藤科学、2足歩行ロボット新機種「KHR-1HV」を発表、12月から発売へ】にあるように、バトル漫画の感覚で子ども達の間にロボットの操縦が流行っているという話を聞く。このi-SOBOTが子どもの間にどこまで浸透するか発売日が楽しみだ。また、海外からどのような評価を受けるのかにも注目したい。

(最終更新:2013/08/30)

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