今回運営が確認された「PEPSI NEX DANCE」では、先の「PICTAPS」同様、「キャラクタの作成」「アップロード」「キャラクタのダンスを楽しむ」「他の人が投稿したデータを閲覧して堪能する」というプロセスは変わらない。ただ、色々と工夫が施され、より楽しさが満喫できるようになっている。

トップ画面。多数のキャラクタがちまちまと行き来している。ちなみにカーソルをこのキャラクタに合わせてクリックすると飛び跳ねるという粋な仕組みも。

キャラクタの作成やキャンパスの調整は「PICTAPS」とほぼ同じ操作性。

「PEPSI NEX DANCE」でも一度に作れるキャラクタが一体であることに違いはない。ただし「PICTAPS」のように単体のキャラクタのみが踊るのではなく、既存のキャラクタと合わせて(あるいは既存のキャラクタだけで)3体を組み合わせてグループ化させ、そのグループ単位でのダンスチームを編成して踊るようすを楽しむことができるという新しい趣向が用意されている。

自分が創ったキャラクタもあわせ、既存のキャラクタを選び、3体までで1チームを編成することができる。ブックマーク機能はあるが、検索機能もあるとありがたかったのだが。

ペプシな人の案内と共にダンスチームが入場し、軽快なBGMと共に踊り始める。ステージがペプシであること以外は「PICTAPS」とほぼ同じ。

さらに「PEPSI NEX DANCE」では、選択したダンスグループのキャラクタをスクリーンセーバーとしてダウンロードしたり、携帯電話などの待ち受け画像用としてキープする機能がついている。気に入った投稿データがあれば、それを利用して自分の携帯電話の待ち受けとしてゲットするのもありだ。

現在総投稿数は3万をちょっと超えたくらい。単なる点だけのものやデタラメな線のみという「お試し」的なデータや、既存キャラクタの組み合わせでダンスチームを作ったものを除くと、オリジナル作成データは1万前後だろうか。それでも色々とユニークな、センスあふれるものも多数見受けられる。

先の「PICTAPS」と「PEPSI NEX DANCE」との関連性はどこにも記載されていない(「PICTAPS」のサイトを見てもペプシのサイトに協力したなどの言及はない)が、構成などから見て「PICTAPS」が「PEPSI NEX DANCE」の根幹として採用されたと見て良いだろう。商業色が出てしまっているのは仕方ないところもあるが、グループ編成やデータのダウンロード機能など明らかに進歩している点もあり、面白さは増している。

「PEPSI NEX DANCE」も「PICTAPS」同様、センスある投稿によって、色々と盛り上がるコンテンツになるに違いない。

(最終更新:2013/08/20)