約85%が「iPhoneを知っている」、4割が「買ってみたい」
2007年07月12日 08:00
【Japan.Internet.com】が伝えるところによると、「iPohne」という名称を聞いたことがある人は約8割5分にのぼり、さらに約4割が「日本で発売されたら購入したい」と考えていることが明らかになった。
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iPhoneとは6月末日に発売されたアップルの、デジカメ付携帯電話・情報端末・メディアプレイヤー。俗にいうオールマイティモバイル端末。タッチパネルで操作を行う点も含め、未来志向的な仕様がデジタルアイテム好きな人たちから喝采を浴び、大人気を博している。
日本では現在使用されている携帯電話サービスの形式が違うため、このままでは利用できない。日本販売についてはこの点が大きなネックとなっているが、大手3キャリアすべてが興味を持っていると報じられている。
今調査は20代から60代の男女331人を対象(男女比は76.1対23.9)。30代がもっとも多く44.4%で、30代と40代で7割強をしめている。その331人に「iPhone」という名称を聞いたことがあるか尋ねたところ、84.3%が「ある」と答えた。少なくともほとんどの人が名前くらいは知っていることになる。
また、iPhoneの多機能は知られたところであるが、もっとも使ってみたい機能はどの機能だろうか。これは「マップ機能」がもっとも人気を集め、その「マップ機能」について利用したいと答えたのは75.5%に達した。iPhoneのマップ機能は単にGoogleMapが採用されているだけではなく、iPhoneの地図アプリケーションも導入され、衛星画像や交通情報をチェックし、道路案内まで得ることができる。立派なナビゲーション端末として利用できるのが、期待度・人気度の高さの秘密なのだろう。
iPhoneのマップ機能を利用したいか。
ガジェット好きな人はもちろん、提供候補のキャリアー(携帯電話本体の提供メーカー)も気になっているであろう「仮にiPhoneが日本で発売されたら購入したいと思うか」という問いには40.2%もの人が「購入したい」と答えた。明らかに買いたくない層は16.6%しかおらず「わからない」が43.2%に登っているのも注目に値する。
仮にiPhoneが日本で発売されたら購入したいと思うか
もし日本でiPhoneの展開が決まり、その機能や価格次第では、この43.2%の少なからずの数が「購入したい」に移行する可能性が高いことを考えると、iPhoneの日本国内におけるポテンシャルはきわめて高いといえるだろう。
近未来的な仕様と外見を持ち、実用性も高いiPhone。ガジェット好きでなくとも気になるのは当然といえる。携帯電話サービスの問題も来年以降はクリアされるとの話もあるし、早期の日本国内での展開を期待したいところだ。
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