携帯のアラーム機能で目を覚ます人は約7割、半数は「目覚ましのメインが携帯」利用者
2007年07月07日 12:00
【Japan.Internet.com】は7月5日、「目覚まし」や携帯電話の1機能である「アラーム機能」に関する調査結果を発表した。それによると7割近い人が携帯電話のアラーム機能を目覚ましとして使い、さらに約半数がメインとして携帯電話を目覚まし時計代わりに利用していることが明らかになった。
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調査対象は10代から50代の携帯電話利用者300人。男女比は1対1。年齢層比は20~50代それぞれ均等。
複数回答で「目覚ましとして利用する方法は」という問いには、「携帯電話のアラーム機能」がもっとも多く67.3%。ついで「目覚まし時計」か53.7%となった。ちなみに「自然に起きる」はそれに続く44.0%、「家族・同居人に起こしてもらう」は24.3%などとなっている。携帯電話利用者に限定した回答だが、現在の日本ではほぼすべての人が何らかの携帯電話を持っていることを考えると、この値は事実上「日本人全体の傾向」と見て良いだろう。
次に、複数回答ではなく単数回答で、「主に」目覚ましとして利用する方法を尋ねたところ、「携帯電話のアラーム」と回答した人が半数近い48.0%を占めた。
目覚ましの利用方法(単数回答)
目覚まし時計をメインの目覚ましとして利用する人は28.7%に過ぎず、携帯電話に「お株を奪われた」形だ。
多くの携帯電話ユーザーが「携帯電話は目覚ましとして便利」と認識していることが明らかになったわけだが、それでは携帯電話のアラーム機能として重視しているものは何だろうか。その問いには「スヌーズの有無」(一度アラームを切っても特殊な対応をしない限り再びアラームが鳴る機能。寝ぼけてアラームを切ってしまい寝過ごす事態を防止する)と回答した人がもっとも多かった。
携帯電話のアラーム機能で重視するもの
他には「アラーム設定オン・オフのしやすさ」「アラームの最大音量」など、いかにも「携帯電話を目覚まし代わりに使っている」人たちのニーズであることが分かるような回答が上位に来ているのが分かる。
デジカメ機能や着メロ・着うたをはじめ、さまざまな機能を付加させ高性能さを競い合っている携帯電話だが、シンプルにしてオーソドックスな「アラーム機能」を目覚ましとして使っている人が案外多いことがうかがえる。「目覚ましメイン」で携帯電話を選ぶ人はいないだろうが「あれば便利・ないと不便」「あるに超したことはない」「必要不可欠」な機能として位置づけられつつあることが想定される。
これは一般の目覚まし時計と比べ何より時間の設定が容易なことに加え、音関係の設定がしやすいこと、そして何よりも持ち運びが容易なこと(=どこででも使えること)がメリットとして働いているのだろう。例えば【「うっかりミス」のダメージを最小限に防ぐアイテムたち】で紹介した『安心君PartII』などと組み合わせられるように音をスピーカーからではなくイヤホンジャックからのみ出せるような切り替えが出来たり、アラーム機能をさらに充実させて目覚ましとしてフル活用できる仕組みが施されれば、その携帯の魅力も増すに違いない。
(最終更新:2013/09/02)
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