躍進続けるモバゲータウン、認知度は半年で5割から7割にアップ
2007年07月12日 08:00
【Webマーケティングガイド】が7月11日発表したアンケート結果によると、携帯SNSサービスの【モバゲータウン】の認知度が今年1月の51.7%から69.7%と、約20%ほど増加していることが明らかになった。ますます広範囲に「モバゲータウン」が浸透していることをうかがわせるデータといえる。
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今調査は6月18日に16歳から59歳の携帯電話保有者男女300人に対して行われたもので、男女比は1対1。年齢層別では10代から30代が多め。キャリア比はドコモが50.0%、auが38.7%、ソフトバンクモバイルが11.3%。
「モバゲータウン」は【ディー・エヌ・エー(2432)】が運営している携帯向けゲーム・SNSサービス。シンプルさや手軽さ、勧誘サービスの仕組みなどから会員数はうなぎ上りで、【会員数500万人突破・1日最高PVは4億超~携帯向けゲーム・SNSサービス「モバゲータウン」の躍進止まらず】にもあるように特に若年層を中心に浸透しつつある。
今調査は携帯電話ユーザーに限定されているが、それでもモバゲータウンの認知度(利用の是非を問わず)は69.7%となり、3人に2人は何らかの形で知っていると答えた。
モバゲータウンの認知度
1月の調査ではすでに過半数を超えていたが、今回の調査でさらに認知度が高まっている事実が実証されたことになる。利用率の上昇は前回の20.0%から26.7%と6.7ポイントの上昇。ポイント数だけで見ると認知度の18.0ポイントと比べて大分少ないが、増加率で計算すると「認知度」は34.8%、「利用度」は33.5%とほぼ変わらない。認知度も利用度も同じレベルで上昇中と見てよいだろう。
モバゲータウンにはゲームをはじめさまざまなコンテンツがそれこそバイキングのように用意されているのが魅力の一つだが、利用者にはどの点が魅力的に見えるのか、それについて尋ねてみた。
「モバゲータウン」の魅力ポイント
一番多かったのはミニゲームや無料ゲームで5割近くを占めている。電車やバスの待ち合わせなど「ちょっとした時間」に時間を潰せるツールとしてゲームはまさにぴったり。そのゲームが大量に、しかも次々と続々新着作品が登場するのだから、魅力的に映るのは当然といえる。また会員数が多いということは友達も入っている可能性が高く、共通の話題としてモバゲータウンのコンテンツを持ち出せることもメリットといえるだろう。
そのほかには「無料のデコメ(デコレーションメール。写真に色々と飾りをつけて送ったり保存する仕組み)」や「着せ替え可能なアバター」が上位を占めた。携帯コンテンツとして注目されている掲示板や小説、ネット対戦型のゲームはさほど「引き」が強くなかったのは意外。
急速な会員数の増加で注目を集めている「モバゲータウン」。会員数が増加したことでさらに色々なチャレンジをし、機能を充実させ奥深いサービスを提供する方向に向かっている。今後どのような楽しさを提供してくれるのか、その内容次第ではこれまであまり受け入れられなかった若年層以外の層にも認識されるようになるのだろう。
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