プレステ3上のネットワーク世界『PLAYSTATION Home』公式サイトオープン
2007年07月18日 06:30
ソニーコンピュータエンタテインメント(SCEJ)は7月17日、プレイステーション3用オンラインサービス『PLAYSTATION Home』の公式サイトをオープンし、情報の公開を開始した。現在概要動画が公開中(【公式サイト】)
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『PLAYSTATION Home』は『セカンドライフ』に代表されるような、3Dポリゴンで表現されたネットワーク上の仮想世界におけるコミュニケーションを体験できる、バーチャルコミュニティシステム。説明によると、コントローラー以外にキーボードやボイスチャットを使ってユーザーの意志をシステム上に表現された自分の分身に反映させるだけでなく、豊富なボディランゲージを活用して「手振り身振り」で表現することが可能となる。
また、『PLAYSTATION Home』の世界内では写真や動画、音声などのマルチメディアの情報展開や、ショッピングなど、現実社会との連動も予定されている。自宅を設けて家具の設置などのカスタマイズもできるという。
以前から発表会や各種媒体のインタビューの中で関係者の口から『PLAYSTATION Home』についての言及はあったが、それらによると『セカンドライフ』と比べて、より統制された電脳擬似社会を構築する目論見があるようだ。プラットフォームがプレイステーション3というゲーム機である以上ハードルが低いため利用者の幅も広いことが想定されるから、それも当然といえよう。
『PLAYSTATION Home』の基本的な利用料は無料だが、一部コンテンツでは有料化も予定しているとのこと。詳細な仕様やサービススタート時期など不明な点は数多いが、今後はこの公式サイトが情報発信源となる。気になる人は逐次チェックを入れてみよう。
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