今調査は5月29日からの一週間、全国のiモードユーザーに対して行われたもので、有効回答人数は6606人。男女比は男:女＝36.8:63.2。

それによると、今現在所有している最新家電製品については男女共に「大型冷蔵庫」が多かったものの、19歳以下の女性は「液晶テレビ」、20代・30代の男性は「空気清浄機」がもっとも多いなど、特定性別・年齢層において全体とは異なる、興味深い結果が出た。両者とも原因は不明だが、若年男性は健康に留意し、若年女性は新生活でまず液晶テレビを揃えようと考えている、ということなのだろうか。

一方で「買い替えや新規購入など今後購入したい家電製品は」との問いには、男女の差がはっきりと現れている。男性は「液晶テレビ」が多く、女性は「ドラム式洗濯乾燥機」がもっとも多い。さらに年齢層別にもっとも多い回答について詳しくみると次のようになる。

男女とも「まずはテレビ録画環境の整備」をした上で、男性は「(まだ購入していない)液晶テレビを整備」、女性は「(家事に役立つ)ドラム式洗濯乾燥機を導入」したいと考えていることが推測される。

似たようなアンケートでは先に【夏のボーナスで買うものは洋服・液晶テレビ・デジカメなど10万円未満のもの】があった。これと合わせて考えると「学生時代にアルバイトなどでHDD付DVDレコーダーを購入」「社会人になってからはボーナスで液晶テレビ」というパターンになるのだろう。

なお今件で名が挙がっている「ドラム式乾燥洗濯機」がボーナス購入では上位に無いのは、デジタル機器販売がメインの価格.com上でのアンケートであることや、女性比率が少ないのが理由だと思われる。

また、2011年にテレビのアナログ放送は停波することから、今後はテレビ関係の家電製品へのニーズがますます増加することも予想されよう。