ハンディタイプの「カスパー・バルタザール・メルキオール」こと「ハンディマギシステム」をあなたに
2007年06月28日 07:00
>[セガトイズ(7842)]は6月26日、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する人格移植OSによる決議システム「マギシステム」を模した簡易占い的なコミュニケーションツール『新世紀エヴァンゲリオン ハンディマギシステム』を10月6日から発売すると発表した。定価980円(税抜き)。LR44型ボタン電池2個使用。
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「ハンディマギシステム」は『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する、主人公達が勤務する特務機関NERV(ネルフ)の心臓部ともいえるスーパーコンピューター。人格移植OSを搭載し、多数決における審議判定を下す。
今回発売される「新世紀エヴァンゲリオン ハンディマギシステム」は、劇中に登場した手のひらサイズの入力コンソールを模したもので、スタートボタンを押すと作品中のマギシステム同様に多数決判定を行い、審議結果を表示していく。リリースいわく「これから自分が起こそうとする行動や迷いに対して否決か可決かを判断してくれます」というもの。なお、事前パラメータを入力する要素はなく、事実上ランダムで決定されるのが「簡易占い的な」「コミュニケーションツール」としたゆえんでもある。
「新世紀エヴァンゲリオン ハンディマギシステム」。どのように「審議」していくのか、動く様子を見てみたいところではある。
審議判定の結果はビジュアルと音声で伝えられるが、音声には劇中に登場した葛城ミサト、赤木リツコ、伊吹マヤのキャラクターの収録音声が用いられ、場の雰囲気を盛りたててくれる。
いわば「お遊びアイテム」の一種だが、子ども向けヒーローものやアクションものに登場するアイテムが実際のおもちゃとして店頭に並ぶと、その作品がお気に入りの場合、つい目が留まり、手に取ってしまうもの。ネタアイテムとしては結構楽しめるかもしれない。
なお元ネタの「マギシステム」自身や、「3人格による審議判定を行うマギシステム」の移植人格「カスパー・バルタザール・メルキオール」だが、聖マタイ伝に登場する東方の三博士の名前であると共に、生命情報科学の研究開発を行う「産業技術総合研究所生命情報科学研究センター」の並列PCクラスタ名としても知られている。ちなみに後者の場合、「カスパー・バルタザール・メルキオール(Casper、Balthazar、Melchior)」以外に「マリー(Mary)」と名づけられたシステムも存在している(【参考ページ】)。
もちろんこの「産業技術総合研究所生命情報科学研究センター」の並列PCクラスタシステムが「エヴァンゲリオン」のマギシステムのように審議をするわけではないし、今回発売される「ハンディマギシステム」とつながっているわけではないので、念のため。
(c)GAINAX・カラー/Project Eva.
(最終更新:2013/09/08)
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