ものスゴク分かりやすい英語用キーボード
2007年06月28日 07:00
今やパソコン用文字入力インターフェイスとして欠かせない周辺機器となったキーボード。周辺機器と本体の接続をUSB経由で行うことが主流となった昨今では、マウスなどと同じ感覚で「自分の好みで」「自分が使いやすいものに」取り替える人も多いだろう。その選択肢の一つとして「海外向け」に用意されている面白いキーボードがこの【Large Print Keyboards-Keys U See】。要は「文字が大きく表示されているキーボード」。
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実際の写真を見てもらえば分かるのだが、キーボードの各キーの上にプリントされている文字が「これでもか」と自己主張をするくらいに大きい。
「Large Print Keyboards-Keys U See」
まるで子どものおもちゃ用のキーボードを、そのままビジネス用に落としたような感じである。サイズは1.5インチ×19.75インチ×8.25インチ(3.8センチ×50.2センチ×21.0センチ)と通常サイズ。PS2接続とUSB接続の両方の接続が可能。価格は49.95ドル(約6000円)。
元記事や商品紹介ページによると、視力が衰えている人たちがキーボードを使いやすくするために、文字を大きくしたタイプのものを開発したのだという。また、色によってモノが見えにくい人もいるため、白と黒のよくあるタイプのカラー以外に、黒と黄色(キーそのものが黄色)のタイプも用意したとのこと。色々な状況に置かれている人でも使いやすい環境下でパソコンを用いて欲しいという配慮には感服。
しかし残念ながら、日本人たる我々にはあまり恩恵を受けられそうにない。手元のキーボードを見ればお分かりの通り、「かな」を入力しなければならない日本語キーボードでは、1つのキーボードに最大4通りの文字が割り当てられることになる(少なくとも2文字)。今「Large Print Keyboards-Keys U See」と同じ配慮をするためには、キーやキーボードそのものを大きくする必要がありそうだが、そうしてしまうと今度はキーボードが大きくなりすぎて、打ち込みしにくくなる。
残念ながら日本では、カラーリングのアイディアくらいしか活用されそうになさそうだ。
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