メタボ対策で心がけていることのトップは「肉野菜野菜野菜肉野菜」
2007年06月28日 07:00
検索エンジンgooにおいて実施されていた【メタボリック・シンドローム対策のために心掛けていることランキング】の結果発表が行われ、第一位には「肉より野菜を多く取る」がついた。
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【メタボ対策全国民体制・40歳から74歳に「特定健診」実施へ】にもあるように来年4月から「特定健診」が制度化されて、日本でも遅まきながら肥満対策ことメタボリック・シンドローム対策が本格的に実施されるようになった。できることならこの制度で「要サポート」のらく印を押されることのないよう、スリムな体系を維持し続けたい……と考えている人は今も昔も多く、多種多様なダイエット商品が発売され、ノウハウが伝えられている。
これらの対策は個々の人間が持っている肥満遺伝子との相性に寄る所が大きく、万能の対策は無いのが実情であるがため、苦労と努力、トライアンドエラーは尽きることがない。
今回のランキングでトップにたったのは、ズバリ身体に入る部分で脂肪を抑えようという考え方からか「肉より野菜を多めに取る」というもの。メタボ対策にはやはり食事から、と考えている人が多い証拠であり、これは第二位に「食事は腹八分目で止める」が入っていることからも分かる。昔「肉肉野菜肉野菜」という語呂の良いフレーズのテレビコマーシャルがあったが、お腹が気になりだしたら「肉野菜野菜野菜肉野菜」くらいにした方が良いかも、ということなのだろう。第六位の「和食中心にする」あたりもあわせ、健康な食生活の姿が見えてきそうではある。
第三位の「エレベーターではなく、階段を使う」、第七位の「ウォーキングやジョギングなどを日課にする」などは、運動面、つまりエネルギーの消費面から対策を実施しようというもの。最近ではアメリカ軍の新兵向け基礎訓練をベースにした短期集中型のエクササイズDVD『ビリーズ・ブートキャンプ』がブームとなり、先日教官も来日して大いに盛り上がっている。効果が出たという声も多く聞かれるが、一方で急激な運動習慣の変化は難しいと断念する人もいる。常日頃、日常生活の中でエネルギーを燃焼するような行動を心がける方が気が楽かもしれない。
ランキングでは不思議に上位に上がっていないが、「間食をしない」「飲み物をノンカロリーにする」「甘いものを控える」「嗜好品を控える」「脂肪になりにくい油で料理する」「よくかんで食べる」「体重などの記録をつける」などは、(個人差もあるが)実は非常に効果が出やすい対策である。詳しくは左メニューの「特集記事」から「ダイエット手法」を参照のこと。
これらの対策もあわせ、今回ランキング上に上げられている行動は、単にメタボ対策というだけではなく、健康にプラスとなるものばかり。一つ実践し続ければ寿命が1年伸び、1%人生が楽しくなると考えても良いだろう。毎月一つずつ、重ねていくように実践してみてはいかがだろうか。
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