バンダイではこれまでにも【バンダイ(7832)、大人向け缶バッジ作成器「カンバッチメーカー」を11月18日発売】でお伝えしたような缶バッジが作れるおもちゃや、ミニチュアの食品サンプルが作れる「ホビー系商品」ジャンルでのおもちゃを商品展開。子どもたち、あるいは親子で、デジタルおもちゃとは異なる手作業での楽しみを提供してきた。

「のりまきまっきー」

今回シリーズ化された「クックジョイシリーズ」も「本物の料理やお菓子を子どもたちが遊びながら楽しく体験する」ための道具の位置づけもできるおもちゃとして展開されるもの。ねんど細工のような「ままごと遊び」に留まらず、実際に料理を作れるのがポイントといえる。

今回発売される「のりまきまっきー」は、本体にご飯と具材、のりをセットし、ハンドルをくるくる回すだけで、お手軽に子どもたちの大好きなのり巻きができるというもの。うまく巻けずにのりが破れたり、ご飯がはみ出るという悲劇を防ぐことができる。ごく普通ののり巻き以外にも、薄焼きたまごやスライスハムで巻くこともでき、アイディア次第で様々なアレンジが楽しめると説明されている。

のりまきまっきーの使い方。リリースでは「遊び方」と説明されているが、ここまでくれば立派な調理機器ともいえる。

「のりまきまっきー」で作れるのり巻きのサイズは長さ9.5センチ。ややミニサイズのものといえる。子ども向けであるだけに、出来上がるのり巻きも子どもサイズということなのだろう。また、本体は丸洗いができるので、手入れも簡単とのこと。

リリースでは色々な応用例の写真も掲載されているが、こういう「実用としても使えて楽しめるおもちゃ」は非常にほほえましくもあり、そして有意義なものといえる。子どもの料理に対する興味関心がこの「のりまきまっきー」をはじめとした「クックジョイシリーズ」で高まれば、子どもはもちろん親にとってもプラスとなることだろう。

(最終更新:2013/09/08)