その「昔ながらの」紙袋をさらに一歩推し進め、何度も再利用でき、さらに花まで生けられるようにしたのがこの紙袋……というわけではないのだが。

どこから見てもごく普通の紙袋。でもその実、花びんだったりする。

見た目は紙袋。しかし素材は陶器。そう、これは紙袋に見立てた「花びん」だったりする。商品を入れて一度利用したあとのあの「ごわごわ感」もしっかりと再現されている、ちょっと通な見た目をしているが、実際にはしっかりとした花びん。いわゆる一つのパロディアイテムなわけだ。

正式商品名は「セラミックバッグ(The Ceramic Bag)」。サイト名も「セラミックバッグ」というドメインを用いてこれのみを販売している、いわゆる「一発屋」的なサイト。価格は一つ24.99ドル(約3000円)と、通常の紙袋や花びんと比べると高めで、地球に優しいかどうかはともかく、サイフには多少厳しい。

日本でも園芸用にせともの製のさまざまな模造品(例えば猫や犬、はにわなど)を見かける。この「」こういうセンスのある、そして実用も出来るアイテムがもう少し増えてもいいかな、という気持ちにさせてくれるのは間違いあるまい。

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