「ネタりか」というネーミングの由来が気になるところだが、サイト上にその説明はない。動植物の学術名に「～a」(例えば鳥の「トキ」はニッポニア・ニッポン:Nipponia nippon)という呼称形式があるので、それと話の「ネタ」をかきあわせ、学術系な香りを持たせつつもその実ネタであるというお茶目さと、「ネタ属性を持つニュースの集大成」という意味を持たせたのだろう。

ネタの情報元は「スポーツ報知」「日刊ゲンダイ」「ギズモード・ジャパン」「毎日新聞まんたんウェブ」「Record China」「アメーバニュース」「独女通信」の計7社。【リストとリンク先はこちらになる】が今後増減する可能性もある(ページ末部分に「前のページ」「次のページ」という表記があることからそれが予想できる)

「ネタりか」では「芸能」「追跡」「ガジェット」「アニメ」「びっくり」「コラム」の6ジャンルで、ネタ情報元からニュースをピックアップ。さらに通常のヤフーニュースからも注目記事を集めて「エンターテインメントトピックス」の項目に表示し、「ネタ」の多様性にボリュームを添えている。

ネタりか。写真ニュース部分は【AFP BB】のそれに近い。

登録ユーザーがネタを縦横無尽に楽しむための機能や、他のユーザーとの一体感を感じさせるようなWeb2.0ライクな機能も豊富。注目している部分に蛍光ペンで線を引くような形でマークをつけられる「マーカーツール」や、他のユーザーがどの部分にチェックを入れたかが分かる「みんなのマーク」なども用意されている。また、8つのソーシャルブックマークへのリンクも設置し、気に入ったニュースをすぐに投稿することも可能。

ヤフーが最近特にニュース系サービスで重視している、ランキング表示機能も充実してる。マーク人数やブログ引用数、アクセス数など色々なデータから記事を眺めることが可能。

元々ネタ好きなサイトからネタ系ニュースを集めただけあって、リストアップされている最新情報には「なるほど」と思わせるネタニュースが多く寄せられている。ネット界隈でかたられているネタの多くをここでチェックすることもできるだろう。