コインが村長を決めた! スペインの村で村長選挙の結果がコイントスで
2007年06月03日 12:00
【Guardian Unlimited】が伝えるところによると、スペイン南部のCarataunas村で行われた村長選挙でまったく同数の票を得た立候補者二人がコイントスで勝敗を決定することになり、1枚のコインで新しい村長が決まった。
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この「コイントスでの決戦」は6月1日行われた。村長候補Salvador Rodriguez氏ともう一人の候補Jose Vigil氏は66票ずつ獲得(この村の人口は約200人)。20セントのユーロコインによるコイントスが行われ、tails(裏)を選択していたSalvador Rodriguez氏に勝利の女神が微笑んだ。
「コインは裏だった。だから私は今村長としてここにいるのだけどね」「最近運が悪くて当たるかどうか心配だったんだけど」("It's tails, so here I am, the new mayor""I haven't been having much luck lately.")と、Salvador Rodriguez氏は「勝利」後に答えたとのこと。
スペインでは同日、Carataunas村だけでなく複数の村で町村長選挙が行われた。Almedijar町ではやはり109票という同数で「決戦」が行われたが、こちらはコイントスではなく袋の中からボールを取り出して当たり外れを決める方法だったという。
ちなみにスペインの法律では選挙の勝利者をコイントスで行うことを認めており、レアにケースではないという。そこで今回Carataunas村でもこの方法が行われたということになる。
ちなみに日本の場合、公職選挙法ではくじによる抽選で決めるよう定められている。じゃんけんでも再選挙でも、そしてコイントスでもないので、念のため。
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