史上最強のベーゴマ「Be-Goma」とは

2007年06月24日 12:00

「Be-Goma」イメージベーゴマとは昔流行った子ども向けの遊びの一つで、鉄製で上部が六角形などで形どられたコマをヒモで回転させて投げ、友達のベーゴマと戦わせるというもの。最近ではヒモで回す部分を自動化した「ベイブレード」が人気を博しているだけあり、「高速回転するコマをぶつけて競い合う」という遊びに何かロマンを感じるところがあるのは昔も今も変わらないようだ。そのベーゴマの究極版が【「Be-Goma」】と呼ばれるもの(【トリガー記事:HK-DMZ PLUS.COM】)。

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外見はごく普通のベーゴマ。サイズは厚みが12ミリ、幅が30ミリ。しかし驚くべきことに、素材はシルバー、つまり銀製。この「Be-Goma」、宝石職人のお店【Coffret Jewelry】によるもの。

銀製ベーゴマ「Be-Goma」

銀製ベーゴマ「Be-Goma」
銀製ベーゴマ「Be-Goma」

最初はぴかぴかに磨き上げ、当然銀製の宝石の輝きを放つものに仕上がったものの、つるつるでヒモが巻けない。そこで全体をつや消し仕上げにして、ヒモがひっかかるようにしたという。銀製のベーゴマをまわそうとして、ヒモの引っかかり具合を心配するあたり、妙なこだわりがあるといえよう。

Coffret Jewelryではこの銀製ベーゴマに個人名や会社のロゴを入れたオリジナルデザインのベーゴマの提唱をしている。模様を刻み込むだけでなく、本来の宝石のようにダイヤモンドをはじめとした誕生石の宝石を入れることも可能とのこと。例えば上面に家紋を入れると1万円、ダイヤモンドを入れると(大きさ次第だが例では)2100円プラスされる。

説明部分に「当然ながら回す事が出来ますので、ヒモは付属しています。友人同士でケンカゴマをするのも良し。お孫さんなどと楽しむのも良し」とあるのには(よい意味で)唖然。一つ数万円のベーゴマを回して戦わせるなど、いったいどこのドバイの石油王や世界を相手に日々トレードを続けるヘッジファンドのトップの子どもだ、とツッコミをいれたくなる。

なおこの「Be-Goma」は手作業で完全受注生産にて作っているので、注文から一か月ほどの工期を必要とするとのこと。当然といえば当然。

フリスクケースイメージ同社では他にも、【ニンテンドーDSやW-ZERO3などのPDA用タッチペンの銀製・金製のもの(1万円~4万円強)】【金・銀製のフリスクケース(3万円~)】も取り扱っている。基本的に手作業による製作なので、何でもありといったところだ。

ベイブレードにまじって「Be-Goma」をバトルに参加させるなど金持ちの道楽のきわみだが、創作物語のネタにはなりそうだな、と思ってしまうのもまた事実。もっとも、金や銀は単純な装飾品としてだけでなく、神聖なアイテムとして、あるいは金属アレルギーで苦しんでいる人たち向けの素材としてよく用いられている。ストラップや根付などにも金製・銀製のものは多い。銀製のベーゴマや金製のフリスクケースが登場しても、「よくあること」ということなのだろう。

(最終更新:2013/08/20)

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