日本でも【モーツァルト生誕250周年記念に2億5000万円の金貨ケーキ登場】や【「ケーキ1つ2億円になります」ダイヤ223個付、高島屋で販売】などのようにイベントの際に、宝石店と関連食品会社が手を結んでアピールのために「美味しそうだけれど食べられない、比類無く高額なスイーツなど」を発売することがある。今回発表されたのもその類。

1つ100万ドルのコーンアイス(左)と見本になった本物のアイス(右)。遠目に見るとそれなりに見える。

具体的なスペック(?アイスにスペックというのも御菓子、もといおかしな話だが)は次の通り。

メーカー側はこの100万ドルコーンアイスについて「うちのアイスクリームの品質のよさを表現するために、優秀なダイヤモンドの会社と提携し、今回のアイス作成にいたった。Lazare Kaplan側の高度な技術のおかげで、パーフェクトなものに仕上がったといえよう」と述べている。

ちなみにリリース上には「100万ドルアイス」の動画も公開されている。アイスそのものは動的なものではないので動画を見てどうこうするものでもないが、静止画とはまた別の圧倒感を受けるのも事実。

いつも食べている、手のひらサイズのコーンアイスが実は1億円超の宝石だったら……なんてことはほぼすべての人にとってはありえない話だが、夢あふれる商品には違いない。

(最終更新:2013/08/20)