宇宙に浮かぶ日本の実験棟「きぼう」のキャッチフレーズ、募集中
2007年05月11日 06:30
【宇宙航空研究開発機構】は5月8日、日本の実験棟で来年から打ち上げられる予定の「きぼう」について、キャッチフレーズの募集を開始したと発表した(【発表リリース】)。締め切りは7月31日。
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「きぼう」は国際宇宙ステーション(ISS)に日本が独自に作る、日本では初となる有人実験施設(【詳細説明ページ】)。実験棟やロボットアームなど主要部品が来年からスペースシャトルを用いて3回に分けて運ばれ、日本人宇宙飛行士も参加して組み立てが行われる。今回は「きぼう」への関心を高めるために募集が行われたもので、「短くて覚えやすく、計画の目標になりやすいものを」というニーズがあるとのこと。
これまでも日本人の宇宙飛行士が参加するプロジェクト・ミッションではキャッチフレーズが決められており、毛利衛氏の初飛行では「ふわっと92」、一昨年の野口聡一氏の飛行では「翔べ!きぼうの未来圏へ」というキャッチコピーが用いられた。
募集ははがきや電子メールで行うことができ、入選数10点の中から採用作品1点を決定。採用作品を作った最優秀賞には賞状の他に副賞として種子島のH-IIAロケット打ち上げ見学ツアーへの三泊四日・2名様ご招待が贈られる。
なお宇宙航空研究開発機構では本日11日の24時締め切りで、月周回衛星SELENE(セレーネ)の愛称も募集している(【関連ページ】)。電子メールでの応募ならまだまだ間に合うので、あわせて応募してみてはいかがだろうか。
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