【更新】ドコモのiモードパケット定額サービス、1000万契約を突破

2007年05月03日 11:30

【NTTドコモ(9437)】は5月2日、FOMAのiモードパケット定額サービス「パケ・ホーダイ」「パケ・ホーダイフル」の合計契約数が2007年5月1日に日本全国で1000万契約を突破したと発表した([発表リリース])。「パケ・ホーダイ」サービスの開始は2004年6月1日なので、サービス開始から2年10か月ほどでの1000万件の大台突破となる。

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「パケ・ホーダイ」は当初mova(50Xシリーズ)での高機能化とそれに伴うパケット量の増加や、他社サービスとの比較からニーズが増え、それに応じて開始されたサービス。2006年3月からは一層高性能・大量パケット数を必要とするFOMAの全料金プランにも対応し、使用時間を気にせずiモードを利用できるようになった。さらに「パケ・ホーダイフル」ならiモードだけでなく、iモードフルブラウザでのサイト閲覧も定額で利用できる(【参考:パケ・ホーダイフルの機能ページにおける、パケ・ホーダイとフルの違い】)。

iモードパケット定額制の契約数の増加。FOMAに全対応となってから上昇率にはずみがついたようすが分かる。
iモードパケット定額制の契約数の増加。FOMAに全対応となってから上昇率にはずみがついたようすが分かる。

お財布ケータイやデジカメなど新しいモバイル機能が続々と追加され、最近ではPDFやExcel・WordなどのMS Officeシリーズのファイルも読めるようになった携帯電話。ますます「ポータブル総合情報端末」的な位置づけを確固たるものとしているが、それに伴いパケット(携帯電話でやりとりされる情報通信、あるいはその量)も格段に増えている。使用量で料金が決まる従量制を用いると、ケタ違いの請求書が送られて、サイフと銀行口座残高が枯渇してしまうのは明らか。

便利なサービスにはそれなりの前提や、代わりに差し出さねばならないものがある。そして情報を色々と知っておくことで、失うものを最小限にとどめることもできる。毎月送られてくる明細書を見て自分のパケット使用量(料)をチェックし、もし定額料金よりも高い月が続いているようなら、定額制への乗り換えを検討してみるべきだろう。もちろん「料金を気にせず自由にブラウジングしたい!」と考えて定額制を使うのはアリだ。

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