Amazon.co.jp、ウィルコムの公式サイト向けなどに「Amazonモバイル」をオープン
2007年05月17日 08:00
ネットショップのAmazon.co.jpは5月16日、ウィル込むの公式サイトやW-ZERO3など、インターネットアクセスができる携帯端末からショッピングできるサービス【Amazonモバイル】をオープンしたと発表した(【発表リリース】)。
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「Amazonモバイル」は主要3キャリア(NTTドコモ、EZweb、ソフトバンクモバイル)の公式メニューにも採用されているが、そのほかにも「タイトル名を空にして、検索したい商品名や著者名、アーティスト名など検索キーワードを本文に入力して、『a@amazon.co.jp』にメールをする」ことで、「Amazonモバイル」の検索結果へ誘導するURLが入ったメールを受信できる。
また、機種はドコモ系のiアプリが使えるものに限定されるが、商品のバーコードを読み取ってその商品の「Amazonモバイル」ページに直接アクセスできる「Amazonスキャンサーチ」の提供も開始された。消耗品の補充や、「自分は持っていないけど欲しい物を友達が持っているのを見かけた、薦められた時」に使うシーンなどを想定している。
「Amazonモバイル」では携帯電話独自のユーザーIDを取得した上で各種処理をしていることもあり、パソコン環境からのアクセスはできないようになっている。また、通常のパソコンからアクセスする「Amazon.co.jp」とのカートの共有もできないなど、事実上「パソコンサイトとは別物」扱いと考えてよいだろう。
機能はほぼパソコン版を踏襲しているものの(マーケットプレイスも使用可能)、大画面での操作ができない携帯電話事情を考慮し、検索機能を充実させて「メールで検索結果ページへジャンプさせる」ようにするなど、携帯事情にあった機能が用意されているのはありがたい。
逆に考えれば、それだけ携帯電話を含めたモバイル端末経由の「Amazon.co.jp」利用者が増えてきた、ということになるのだろう。
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