この「比類無きシウマイ」は、古代中国の権力争いをテーマにした映画【女帝】とのタイアップ企画として発売されるもの。リリースによると「豪華絢爛な宮廷の味をイメージした4粒は、いずれも古くから珍重されている最高級の食材ばかりを使ったゴージャスなシウマイです。『女帝』にふさわしく、宮廷の女性たちの美、皇帝の長寿を支えた、味だけでなくカラダにやさしいシウマイに仕上がっています」とのことで、豪華さはもちろん食材や味の面でも究極さを誇っている。

内容はといえば、

で構成されている。リリースにはさらにそれぞれのシウマイについて構成要素の説明が事細かに行われているが、豪華とか薬膳とかいった、世間一般の常識の域を超えたような構成要素である。

「5000円だろうと何だろうとシウマイには違いない」という意見があるかもしれないが、それでも(下手をすると)ひと口で1250円のシウマイというのは想像しがたいものがある。当方のような庶民にとって、シウマイとは「12個入り100円ちょっと」とか「シウマイ弁当に詰められた500円前後のもの」であり、それらとの比較をついついしてしまうもの。から揚げ弁当なら10人前に相当するであろう「4粒5000円」のシウマイ、話のネタには最適(最強)だろう。