バンナム(7832)が不二家(2211)の株式を大量取得・アミューズメント施設のコラボなどが目的
2007年05月31日 19:30
【バンダイナムコ(7832)】は5月31日、【不二家(2211)】の株式を500万株取得し、大株主になったことを発表した(【発表リリース、PDF】)。取得後の所有割合は2.6%。取得価格は約12億円。菓子事業の拡大やアミューズメント施設事業とのコラボなどが目的と説明している。
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バンナムではキャラクターを活用した玩具菓子を中心にお菓子事情方面の展開を行っており、リリースによれば、年間410億円ほどの玩具菓子市場では50%弱のシェアを確保しているという。最近では5%を残し残りの株式を【山崎製パン(2212)】に売却してしまったが、資本提携の関係にある東ハトとのコラボで実現した「クレヨンしんちゃんのチョコビ」がヒットセールスをあげている。
また、単に菓子事業の拡大だけでなく「アミューズメント施設事業とのコラボレーションなどを目的」とわざわざリリースに掲載していることから、神奈川県横浜に出店した「玄創工房」や、食のアミューズメントパークとして有名な東京池袋の【ナンジャタウン】など、施設方面でも不二家の得意分野を活かせるようなプロジェクトが、今後立ち上がるかもしれない。
今回の資本提携による具体的な成果が見出せるような、面白「お菓子い」ならぬ「可笑しい」案件の発表を楽しみに待ちたいところだ。
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(最終更新:2013/08/20)
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