病気の患者と支援団体をマッチングさせる無料サービスサイト「かんしん広場」5月9日にオープン
2007年05月03日 11:30
モバイル関連の企画会社【アイ・モバイル】は5月2日、5月9日から病気の患者と患者の支援団体をマッチングさせるためのウェブサイト【かんしん広場】を開設すると発表した(【発表リリース】)。無料で利用可能。
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かんしん広場。
部位などから選択可能。
「かんしん広場」では患者が自分の病気や怪我の部位や状況などを選択し、支援団体を探し出せる。特に知名度の低い難病患者に対し「同じ悩みを持つ人とのコミュニケーションをとる」「有益な情報を手に入れる」支援を行うため、そのような取り組みに勤しんでいる支援団体と患者を結びつける働きを持つ。要は「患者支援団体の検索ポータルサイト」的な役割を果たすことに。
開設時の登録支援団体数は約500。今後情報収集を進め、1500から2000件の掲載を目標とする。患者が使うのを大前提とし、シンプルで分かりやすく、温かみのあるデザインを目指したという。また色覚特性の人でも閲覧できる配慮が施されているとのこと。
アイ・モバイルではリリースの中で、「アメリカには特定の疾病についてインターネット上で情報を交換したり提供できる場がたくさんあるのに、日本ではまだ少ない。そこで社会貢献活動の一環として、この『かんしん広場』で数少ない情報交換・発信の場を分かりやすく集約し、探し出しやすいようにと考えた。将来的にはウェブサイトを持っていない患者団体が無料でサイトを創れるサービスを提供するなど、患者をいっそうサポートできる体制を作り上げたい」と述べている。
正規オープンは5月9日なので中身を詳しく確認することはできなかったが、考え方としては非常に面白い。オープン後に多くの人にとって、役立つサイトとなるよう願わずにはいられない。欲を言えば同社が運営している【医療機関検索サイト・マイクリニック】と同じように携帯電話版も併設してくれるとありがたいのだが。
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