携帯電話「持ってないとチョー不安」が4割、まったく不安でないのはわずか2.8%
2007年05月10日 08:00
インターネットリサーチ会社の【インフォプラント】は5月8日、外出時の持ち物に関する調査結果を発表した(【発表リリース、PDF】)。それによると携帯電話を持ち歩いていないと不安に感じる人が4割を超えた40.3%に達したのに対し、「まったく不安でない」と答えた人はわずか2.8%に過ぎなかった。「携帯依存症候群」ではないが、携帯電話が人々の生活に欠かせないアイテムとして認知されつつあることが再認識された結果となった。
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この調査結果は4月10日からの一週間、携帯電話を用いて調査を行い、7038人からの有効回答を元に分析されたもの。「携帯電話と現金以外」で持ち歩き品として欠かせないモノとしては、男性が「会員証」「クレジットカード」「腕時計」が上位を占め、女性は「リップクリーム」「会員証」「口紅・グロス」が上位となった。
また外出時に持ち歩くアイテム数は男性が平均4.5個なのに対し女性は7.9個と、女性が男性の二倍に及んでいる。男性から見れば不思議でならない「女性の手持ちバックの中に山ほど入っているアイテム群」という状況があらためて証明されている。
肝心の携帯電話についてだが、全体では「持ち歩かないととても不安」と感じた人は40.3%に及び、「やや不安」と感じた40.6%を合わせると、8割強の人が何らかの形で不安を覚えると回答している。逆に「あまり不安でない」人は14.0%に過ぎず、「まったく不安でない」2.8%をあわせた「どちらかといえば不安でない」人は2割にも達しなかった。
年齢・性別での「携帯電話を持ち歩かないことについてどう思うか」への調査結果
また年齢別に見ると、「とても不安」を感じる人ははやはり19歳以下の女性がもっとも多く48.3%と半数に迫っている。しかし「何らかの形で不安を覚える」割合は20代女性がもっとも多い。また、全般的に男性よりも女性の方が携帯電話を持ち歩かないことへの不安を感じる割合が多く、世間一般によく言われている「男性より女性の方が日常生活で携帯電話を使い慣れ、熱中している」という説を裏付ける一つの結果となった(使いこなしている・熱中している=使っている時間が多い=浸透度・依存度が高い=手元にないと不安)。
単なる「携帯できる電話」から、「総合携帯情報端末」としての意味合いを強くしつつある携帯電話。もはや現代人、特に女性にとって「生活必需品」としての位置づけは確実なようだ。
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