ロート製薬、漢方薬シリーズ「和漢箋(わかんせん)」に憂うつや不安感向けなど3処方を追加
2007年05月18日 06:30
【ロート製薬(4527)】は5月16日、同社が発売している漢方薬シリーズ「和漢箋(わかんせん)」に、新しく3処方6アイテムを追加することを発表した(【発表リリース】)。三週間分の通常サイズの他に、お試し用として一週間分のサイズを商品ラインアップとして加える。
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「和漢箋(わかんせん)」は先に【「たまった脂肪を落とします」ロート製薬(4527)、分かりやすい漢方薬で漢方事業に進出】でもお伝えしたように、「分かりやすい漢方薬」をコンセプトにした漢方薬。商品特徴を分かりやすく伝えたパッケージとイラストで多くの人にアピールしている。この成果は大きく、多くの人に受け入れられ、ロート製薬の発表によれば「和漢箋(わかんせん)」シリーズは発売開始後約五か月で当初予定の2倍にあたる12億円もの売り上げを達成したという。
今回ラインアップに追加されるのは次の3タイプ。
・「ロート柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)錠」
……更年期のイライラや気分のおちこみを改善する
・「ロート牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)錠」
……夜中に何度もトイレにいく、尿のキレが悪いなどの尿トラブルに効く
・「ロート加味帰脾湯(かみきひとう)錠」
……ストレスで蓄積した精神疲労などによる、憂うつや不安感を改善する
今回発表された新タイプ三種類。既存シリーズ同様に分かりやすい副題とイラストで漢方薬の「とっつきにくさ」を解消している。
リリースによれば処方そのものは「200種類以上」もあるが、その中から現代人に多い悩み3処方を選んで製品化したという。いずれも飲みやすい錠剤タイプで、生薬のにおいや味の気になる人にも服用しやすいとのこと。
今回も前回の3処方同様、シンプルなイラストと副題でその効用がはっきり分かるような工夫がほどこされている。実は上記の枠内で囲ったそれぞれの処方の解説が、そのままパッケージにも副題として語られているのだから把握もしやすいというもの。
漢方薬とて薬に違いはなく、コンビニで販売されているサプリメントや栄養食品と同じように服用するのは問題がある。とはいえ、説明されているような病症・症状に悩んでいる場合には、頼りにするのもありかもしれない。
(最終更新:2013/08/30)
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