ネット利用の確定申告数は前年比1408%

2007年05月29日 08:00

株式イメージ【国税庁】は5月28日、2006年分の所得税や消費税、贈与税の確定申告状況について発表した。それによるとインターネットを用いて税金の申告・納税を行うシステム【e-Tax】の仕組みを利用した人は49万1000件分に達し、前年度の14.08倍に及ぶことが明らかになった(【発表リリース】)。

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e-Taxとは、税務署まで足を運ばなくとも自宅などでネットを経由し、国税に関する諸般の手続きを行えるシステム。2004年6月1日から導入されており、逐次改善が行われている。事前に各種登録手続きを行い、ソフトのインストールが必要になるが、自宅や勤め先で納税手続きができるのはありがたい、という人も多い。

今回発表された資料によると、2006年度分の所得税について確定申告の書類を提出した人は2349万4000件。そのうちe-Taxを使って申告した人は2.09%の49万1000件に及ぶ。2005年度は3万5000件の利用で、1年間で14倍以上の伸びを示したことになる。

e-Taxではシステム上の融通の利かなさなどの問題点もあるが、毎年少しずつ進歩発展する様子がうかがえ、使いやすくなってきているのは確かなお話。サラリーマンや学生などは不必要なので確定申告を行う人そのものがそれほどいるとは思えないが、もし必要な人がいたら、e-Taxの導入について検討してみてはいかがだろうか。

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