元記事によればこの「ビジネススペース」では、勤務先の業種や職種が共通する人同士で意見交換できる場を提供する。ビジネスライクなSNSの特徴の一つとして、「オンライン名刺交換」機能も設けていくという。

具体的なカテゴライズとしては「エレクトロニクス」「自動車」「商社」などの業種別、「営業」「経理」などの職種別のコミュニティを設置。さらにニフティが提携している企業(ビジネスマン向けの雑誌などを発行する出版社を想定)が情報を提供する公式コミュニティも用意し、参加することで仕事に役立つ有益な情報を得られるようにする。

ニフティではすでに【ニフティ(3828)がファイナンシャルプランナーに無料で相談できる「@niftyマネー相談」を開始】でも報じたように、「お金の相談」が出来るコミュニティを創設するなど、ビジネス分野でのコミュニティを創り上げ、事業として立ち上げる姿勢が見て取れる。

今回報じられた「ビジネススペース」はその最たるもので、「真面目な仕事用SNS」という観点からコミュニティを提供し、さまざまなビジネスに結び付けていこうという考えがあるのだろう。

もちろんこのようなコミュニティは既存の大手サイト、SNS内にも多数存在し、それぞれがそれなりに盛況を博しているしニーズにも応えている。「ビジネススペース」がこれらの先行するサービスをしのいで多くの人に利用されるためには、他には無い独自の便利な機能を多数用意する必要があるだろう。

まずはニフティの正式発表、そして5月以降にはじまるとされる試験運用を待ちたいところだ。