制作記……キャプション付写真の表示方法

2007年04月24日 08:00

先日読者の方から、当サイトの「ある表示方法」に関する問い合わせを受けた。せっかくの機会なのでここで詳細を説明することにしよう。その「表示方法」とは、「キャプション付の写真の掲載方法」についてだ。

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問い合わせ内容は次の通り。

Mixiで検索してましたらこのブログ拝見しました。
つかぬ事お伺いしますが・・画像の周りに文字が入り説明がなされております。このやり方気に入りました・・是非教えていただけないでしょうか・・新たにブログ作りたいので宜しくお願いします。


確かに検索してみると、この手法を用いている記事へのリンクが何件かの日記で張られている。メールを送ってきた読者の方は、その日記経由で知ったのだろうか。

さて。具体例をこのページでも載せてみたが、例えば【「Wiiはどこに売っているの?」アクセス解析で見る、検索サイトの使われ方と臨機応変な対処法】の時間毎のアクセスグラフ。当サイトのベースカラーの一つである薄い肌色を背景色に写真が掲載され、その下の部分にはキャプション(写真を説明するための文章)が記載されている。


パーツ図版
このように、別ファイルでいくつかのキャプションや
図版パターンのフォーマットを作っておき、必要な時に
それぞれをパーツとしてコピー&ペーストして使う。
当サイトの場合、「表示用」パーツは
他にもいくつか用意してある。

これは別に何も難しいことをしているわけではなく、ページのソースを見れば一目瞭然のはず。<div>で該当する写真とキャプションを囲み、さらにdivの頭の部分で個別にスタイルシートで各種定義を行って、色やキャプション部分の文字の設定、写真の配置などを決めているに過ぎない。

導入直後は色々とカラーや文字のサイズ、行間隔などを調整していたが、ようやく今の形に落ち着いている。基本フォーマットを作ったら、その構文をファイルに保存しておいて、必要な時に「自分ブログパーツ」のような形でコピー&ペーストし、その記事や写真に合ったように調整していくだけ。

注意しなければならないのは、写真の横サイズやキャプション部分のテキストの長さの調整。両者ともあまりに長いと、いびつな形になってしまう。

具体的なタグについては実際に使っているページのソースを見ればすぐに分かるので、それを参考にしてほしい。別に隠しているわけでもなければ特許をとっているわけでもないので、「自分が独自に創った! 利用する時には一言連絡をしてコピーライト表記を!」などと主張したり商用二次利用しない限り、改編も含めて自由に使ってもらってかまわない(第一それほど大げさなものではない)。

本来ならdivの後に続くスタイルシートの定義部分をスタイルシート全体を定義している定義ファイル内に納めてもう少し短いタグで書けるようにすべきなのだが、気分や雰囲気でパラメータの微調整ができるよう、あえてこの利用方法ではそのまま直に定義する方法を採用している。

サイトやブログの雰囲気やカラーにあわせて、写真と背景色の間隔やカラー、キャプション部分の調整など、自由に設定して活用してもらいたい。スタイルシートなどのタグ辞典や関連サイトを参考にすれば、容易にカスタマイズできるだろう。

ちなみに、当サイトが利用しているMovableType以外のブログやサイトでは動作確認はしていない。ブログによってはこのタグのままでは表示の際の解釈に違いが生じ、うまく表示できないかもしれない。その時は各自工夫して調整してほしい。

設置・運用がうまく行き、今記事がブログやサイトのクオリティ向上に少しでも役に立つことができれば幸いだ。

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