気合が入りまくりなゲーム公式サイト『むちむちポーク!』
2007年04月22日 11:30
【ケイブ(3760)】は4月19日、同社が4月から稼動予定の縦スクロールタイプシューティングゲーム『むちむちポーク!』の公式サイトをオープンした。通常ゲームの公式サイトというとそれなりに趣向を凝らしたものが用意されていることが多いのだが、この『むちむちポーク!』のサイトは「趣向」の域を超えた造形となっている。
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この『むちむちポーク!』とは豚が支配している惑星イベリコからやってきたポークフィレ将軍によって豚化されてしまった女の子たち(完全に豚化ではなく、豚を擬人化したようなスタイル、むちむちポーク)が、元の姿に戻してもらうため将軍のいいなりになって「地球ブタ化計画」を推し進めるという、ハチャメチャな設定のシューティングゲーム。
公開されているゲーム画面の動画などを見る限り、縦スクロールシューティングとしてごく普通のもので、際立った特徴がある、というようにも見えないのだが……設定をはじめとした公式サイトの作りに気合が入りすぎている。
『むちむちポーク!』の公式サイトトップ画面。地方自治体のホームページと見間違うほどの気合の入れよう。
「福多塚町(ぶたづかちょう)」という人間よりブタの数が多い架空の町のサイトを想定したつくりになっているのだが、ぱっと見では上場企業かIT事業に力を入れている地方公共団体のサイトと見間違うかのような構成と出来栄え。下手に自治体のサイトよりよく出来ている。
テキストをはじめとした記述部分など各種コンテンツもいい加減に作られたものではなく、しっかりと作りこまれており、制作側の気合の入れようがうかがえる。「福多塚町民の歌・むちぽーきゅ!」なる歌の【楽譜まで用意されている始末】。
町長こと伊部 利古輔(いべ・りこすけ)の自己紹介ページ。……ここまで作りこんでいるとは。
料理教室部分をクリックすると……そこまでやるか。というか404回もプレイしろというのか(笑)。
現在このサイトはオープンしたばかりで、ステージのマップやゲームの関連キーワード、システム、スクリーンショット、ダウンロードサービスなどはまだ用意されていない。しかしそれぞれが「まちづくり」「届出・証明」「ひろば」「観光案内」「文化財・特産品」と説明されるなど、自治体サイトライクなつくりを徹底している。
ここまでくるとあきれ返るを通り越して感嘆せざるを得ない。ゲームそのものはともかく(?)未公開部分のコンテンツがどのような出来栄えになるのか、それが楽しみだ。
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