青汁が花粉症に効く!? ファンケルが花粉症に有効なケールの成分を特定
2007年04月21日 19:30
青汁でキューサイと共に名を知られている【ファンケル(4921)】は4月20日、青汁の原材料であるケールから、花粉症などのアレルギー性疾患に有効な成分「フラボノール配糖体」を特定したと発表した。すでにファンケルでは花粉症を緩和する有効成分も特定しており、「ケールの青汁を摂取することで花粉症の症状改善効果が期待できる」と言及している(【発表リリース、PDF】)。
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リリースによるとファンケルではすでに、青汁の原料のケールに、花粉症のつらい症状を和らげる働きがある有効成分「糖脂質」を特定。そして今回はその研究結果を元に、「ケールのどの成分がどのようなメカニズムで関与しているのか」を調べたところ、ポリフェノールの一種である「フラボノール配糖体(ケルセチン配糖体とケンフェロール配糖体)」がアレルギー症状のプロセスを抑える働きを持つことが特定できた。
ファンケルではこれらの研究成果である「糖脂質」「フラボノール配糖体」という二つの成分を複合的に含む、ケール青汁が花粉症の症状改善に有益な食品として期待できるとしている。
かつて青汁大好きで飲みまくりだった「アオジラー(青汁er)」当方としては、非常に頼もしく、勇気がわいてくる話だ。青汁は(ファンケルのものではないが)薬のような錠剤タイプもあるし、ファンケルでもスティックタイプの粉状のものが発売中である。
残念ながら青汁にはカリウムも多分に含まれるため、カリウム制限がかかっている当方は縁の遠い食品となってしまったが、花粉症の症状にひどく悩まされている人は青汁生活を試してみてはいかがだろうか。効き目は人それぞれだろうが、あるいは「世界が変わる」ほどの効果が見込めるかもしれない。
(最終更新:2013/09/08)
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